結婚指輪のオーダーメイドは
真っ白なキャンバスに
絵を描く事に似ています。
幅数ミリの指輪に
無数のデザインや提案方法が考えられるので
デザイナーなら目の前でデザイン画を描く、
職人なら作った見本を使って説明するなど
お店や打ち合わせをする人によって
それぞれ特徴があります。
当店のオーダーメイドの特徴は結婚指輪を形状、幅、素材(単色かコンビ)、仕上げ(テクスチャー)、石留め、刻印の6つの要素に分け、お客様自身で選んで組み合わせる事でデザインが完成する仕組みです。
店頭では厳選した約500本のサンプルリングをご用意しています(※2024年1月時点)。
ご来店してこの数の指輪をその場で見て、どんなデザインにするかをすぐに決める、後で思い出して決めるというのは難しいものがあります。
そこで、このブログでは
・事前にある程度デザインを考えてから相談したい
・打合せ後にも聞いた話を再確認したい
というお客様向けに実際に打ち合わせで話している内容を整理して、「結婚指輪のデザインの決め方」としてまとめました。
それぞれの指輪画像と簡単な説明の下にあるリンクをクリックすると、更に詳しい内容を見ることができます。
最初によくあるご相談パターンを説明します。
結婚指輪をご相談のお客様は
1、何も持たずご来店
2、指輪の写真や画像のお持ち込み
3、指輪の絵を描いてお持ち込み
という3つのどれかでご来店の方がほとんどです。
1、何も持たずご来店
特にイメージが決まっていない、
たくさん見て比較検討して決めたい方には
この方法がおすすめです。
サンプルなどを使ってどんなデザインがいいか
ご一緒に考えていきます。
2、指輪の写真や画像のお持ち込み
スマホに指輪の写真だけでなく
デザインに取り入れたいモチーフの画像を保存して
お持ちになるお客様もいらっしゃいます。
現在はご予約時に画像を送っていただいて、
関連資料を準備をして対応するようにしています。
3、指輪の絵を描いてお持ち込み
デザインの仕事をしているお客様など
まれにイラストレーターやフリーハンドでの
デザイン画のお持ち込みもあります。
ここまでデザインが固まっている場合は
メールなどで画像を送っていただければ
ご来店前に制作可能か、
金額、納期をお伝えすることもできます。
打ち合わせで決めても問題ありませんが
大まかでも出来上がりのイメージがあると
それを参考にしたご提案ができます。
このページの「結婚指輪のデザインの決め方」には
お客様が納得したデザインにできるように
具体的なアレンジ例も多数載せています。
デザインを決めてご来店しても
アレンジ例を見て変更になる事も
よくあるので、
1、何も持たずご来店
2、指輪の写真や画像のお持ち込み
3、指輪の絵を描いてお持ち込み
の3つのどれに当てはまっても
是非、目を通してからからご来店下さい。
結婚指輪のデザインを決める6要素
当店での結婚指輪のデザインを決める方法について、
まずはデザインを決める6要素をご説明します。
1、指輪の幅
1つ目は指輪の幅です。
2㎜幅から選ぶことができて、幅が広いほどデザインの自由度は上がります。
- 幅と厚みについて > View More
2、仕上げ(テクスチャー)
2つ目は地金の表面の質感、仕上げです。
仕上げはいくつかを組み合わせても金額は変わりません。見本で気に入るものがなければ、お作りできるのもフルオーダーの魅力の一つです。
- 仕上げ(テクスチャー)について > View More
3、素材
3つ目は素材です。
2種類のプラチナと4種類の18金の合計6種類から選べて、2色使うコンビリングも人気があります。
- 素材とコンビリングについて > View More
4、石留め
4つ目は石留めです。
留める宝石の種類、留め方、数で雰囲気が変わります。男性は指輪の内側に入れる場合が多いです。
- 石留めについて > View More
5、刻印
5つ目は指輪の内側に入れる刻印です。
刻印はイラストも入る自由度の高い「レーザー刻印」を取り入れていて、下記のリンクに載せた刻印ページでは詳細な刻印事例を紹介しています。
- 刻印について > View More
6、基本デザイン(形状)
最後は結婚指輪の形状です。
オーダーメイドで一番迷うのはこの指輪の形なので、
当店では独自に基本デザインという名前で
1、STANDARD (スタンダード)
・シンプルな平打ち、甲丸リングなど
2、TWIST (ツイスト)
・板の状態で捻りを加えてから丸めた指輪
3、HISTORICAL (ヒストリカル)
・アンティークなどに多い昔のデザインの指輪
4、PATTERN (パターン)
・外側に模様が入った指輪
という4つのカテゴリに分けて
形状を選びやすくしています。
- 基本デザインについて > View More
結婚指輪のデザインの決め方
ここからは実際に6つの組み合わせで結婚指輪のデザインを決める流れをご説明します。
Standard
基本デザインのスタンダードは
半円、四角、三角、台形など
断面形状で名前がついている指輪です。
多数の指輪の断面形状から
甲丸、平打ち、鎬(しのぎ)など定番の5つを
結婚指輪サンプルとしてご用意しています。
- この指輪について > View More
Accent
シンプルな幅3㎜の甲丸リングも画像のようにカット面の形を変えて増やすだけでイメージはガラッと変わります。
デザインのアクセントとしてヤスリで面を付けた部分は目立つように鏡面仕上げ、甲丸部分は艶消し仕上げにしました。
ヤスリで面を付けるだけでなく、腕をカーブをさせるとより個性的になります。
写真の指輪は
・U字
・M字
・横S字
・V字
・正面から見てハート
・正面から見て無限大(∞)
と6種類のカーブで作ってあります。
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Handmade
シンプルな指輪も仕上げと石留めを加える事でより個性的なデザインになります。
仕上げ(テクスチャー)がメインで宝石は中心に1ピース留まった指輪にしたり、
宝石を複数留めてテクスチャーはシンプルな指輪にしたり、
V字カーブさせたり、少しのアレンジを加える事で見た目は大きく変わります。
- この指輪について > View More
Individual
地金の素材を2色使うコンビリングも人気です。
写真の指輪は向きを変えることで
・金色槌目メイン
・銀色艶消し平打ちメイン
・銀色彫り留めメイン
・金色槌目/銀色彫り留めコンビ
・金色槌目/銀色艶消し平打ちコンビ
・銀色彫り留め/銀色艶消し平打ちコンビ
の6面から選ぶことができます。
形自体はシンプルですが、6つの表情が選べるので「個性的な」という意味のインディビジュアルと名付けました。
2種類の地金を使うコンビリングのベーシックなデザインは①一部、②半分、③上下、④内外の4種類があります。
この中で写真左上のハーフコンビリングは指に着けて正面から見た時に金色、銀色、金と銀のコンビと3パターンから選ぶことができるので人気があります。
写真のコンビリングは
・幅はメンズが3㎜、レディースが2㎜
・素材はプラチナとイエローゴールドのハーフコンビ
・仕上げは艶消しの槌目模様
・基本デザイン(形状)は甲丸リング
・刻印と石留めはナシ
という組み合わせで出来ています。
先ほどの6面から選ぶことができる指輪は一見複雑な形ですが、プラチナの3㎜平打ちリング(画像左上)から始まって
→半分の形状に繋ぎ目は斜めにした
甲丸を追加(画像右上)
→甲丸部分の仕上げを槌目に変更(画像中心)
→甲丸部分の素材をK18イエローに変更(画像左下)
→平打ち部分の半分(指輪表面の4分の一)に石留め
(画像右下)
という風に形状→仕上げ→素材→石留めと指輪のデザイン要素を一つずつ追加していくことで出来上がっています。
平打ち部分の半分(指輪表面の4分の一)に石留めをすることで指に着けて正面から見たときに6パターンから選ぶことができるようにしました。
このようにオーダーメイドではシンプルな平打ちや甲丸リングから
・素材をコンビ、3色、4色にする
・形状や素材同士の繋ぎ目の形を変える
等の要素を追加していくことでオリジナルの指輪を作ることができます。
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Milgrain
シンプルな結婚指輪にアクセントを加えるなら「ミルグレイン」もおすすめです。
「ミルグレイン」はラテン語で「千の粒」という意味で、連なった小さい粒は永遠や長寿などを表すと言われています。
オーダーではミル打ちのしていない地金表面部分を別のテクスチャーにしたり、 幅、石留め方法、宝石の個数などを細かい部分まで決めることができます。
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捻り、多角形、印台の指輪
ここまでシンプルな平打ちや甲丸リングを選んでそのアレンジ方法を説明してきました。
結婚指輪の形状で平打ちや甲丸など共に定番なのが、
①捻り、②多角形、③印台リングの3つです。
形状を上の3つに変更することでより個性的なデザインにすることができます。
Twist
地金の板を捻ってから丸めるデザインは捻る角度、幅を変えるだけでもデザインは大きく変わります。
この中で板を180°捻って繋げる「メビウスの輪」は
裏表がなくなることから
「永遠」を意味するということで
結婚指輪の定番デザインとして定着しています。
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Polygon
通常の上から見て丸い指輪だけでなく、
多角形の指輪も人気があります。
店頭では一番人気の八角形のサンプルリングを多数ご用意しています。
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Signet
正面が平らな印台リングも結婚指輪になることがあります。
正面の平らな部分の形を変えたり、石や刻印を入れるとよりオリジナリティーが出ます。
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模様の指輪
シンプルな形に模様を入れる指輪も結婚指輪では定番です。
写真は全て植物をモチーフにしていて、模様は凹み、膨らみ、彫り、透かし、立体的にするなど様々な表現が可能です。
Laurel & mill
「ローレル アンド ミル」は結婚指輪では定番の2つのモチーフを組み合わせた指輪です。
「ローレル」は月桂樹のことでギリシャ神話でも神聖視されました。古代ローマでは栄光や勝利の象徴として、この月桂樹で編んだ冠を勝者に送る慣習があったと言われています。
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Laurel wreath
「ローレル リース」はその定番モチーフ、ローレル(月桂樹)を冠(リース)にした月桂冠(げっけいかん)の指輪です。
指輪の厚みは2㎜で、正面から見るとベーシックな平打ちに見えるので派手すぎないのもポイントです。
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月桂樹をモチーフにした指輪は他にも数種類ご用意しています。
Laurel (sculpture)
ローレル (スカルプチャー)は月桂樹の彫刻をモチーフにした指輪です。
この指輪は「指に着ける月桂冠」のイメージで一方向に葉が重なった立体的なデザインにしています。
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Laurel (engrave)
タガネと呼ばれる刃物で月桂樹の模様を彫った結婚指輪は古くから存在します。
ローレル (エングレーブ)は定番と言えるこの模様を現代のデジタル技法で再現しました。
この月桂樹模様は甲丸リングに本物のタガネで彫ったような溝を付けるだけでなく、手作業では難しい均一性を持たせています。
月桂冠(ゲッケイカン)のように中心に宝石を留めて月桂樹模様を左右対称に彫るデザインも定番の一つになっています。
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Laurel (illustration)
古くからある月桂樹彫りの指輪に対して、ローレル (イラストレーション)は現代風に見えるように模様を記号風に簡略化、最小限の彫りで月桂樹ということが伝わるようにしました。
この指輪も宝石を留めるなら左右対称に彫るデザインがおすすめです。
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Flower
同じ植物モチーフでは写真の指輪は12か月分の誕生花を入れてフラワーリース(花冠)をイメージしてデザインしました。
誕生花とは月ごとに決められた特定の花のことで、古代ギリシャ・ローマ時代に神から神秘的なメッセージを宿すと考えられた花や木を暦と結び付けることで生み出されたと言われています。
このように模様のモチーフは1つに絞らず、複数入れる事も出来ます
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植物モチーフの指輪は他にオリーブ、スズラン、蔓(つる)、麦、ブドウ、アカンサス、ハイビスカス、麻の葉などをご用意しています。
刻印を外側の模様に
刻印として内側に入れるイラストを外側に入れるイメージで、模様の結婚指輪は植物モチーフ以外にも定番デザインといえるものをご用意しています。
Constellation
結婚指輪に刻印や模様として入れる定番模様にお二人の星座があります。
模様が小さい場合は写真のように2本の指輪を上下に重ねると意味が分かるシークレットメッセージがおすすめです。
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G-clef
2本を上下に重ねると模様が現れるデザインでは音楽モチーフで定番のト音記号もご用意しています。
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4 seasons
他には四季のモチーフ(桜・波・もみじ・雪の結晶)を模様として入れた指輪、
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Fingerprint
世界で一つの模様、指紋を入れた指輪、
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Cat
飼っているペットをモチーフにした指輪、
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World
世界地図や国の形など場所をモチーフにした指輪、
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Mountain
山をモチーフにした指輪も定番です。
このデザインは趣味が登山の方にもおすすめです。
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knit
趣味でいえば編み物モチーフの指輪や
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Celtic knot
同じ編み繋がりで永遠を意味するケルティックノットという伝統的な模様、
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Hercules knot
ヘラクレスノットという結び目の模様指輪もサンプルをご用意しています。
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Trinity
他には結びや紐からの連想で3連リングを模様として1つにまとめた指輪や
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Chain
チェーン模様の指輪などもご用意しています。
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お二人の名前を指輪の模様に
結婚指輪の内側に入れる文字刻印の定番と言えば、結婚記念日とお二人のイニシャルです。
Poesy/divide
表面にメッセージを入れた模様リングはフランス語で詩を意味するポージーリングと呼ばれ、指輪のデザインとしては古くから人気があります。
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Calligraphy
オーダーでは文字の書体を変えて装飾を施したり、
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Vine
自然な形で模様に文字を隠すことなどもできます。
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Alphabet block
当店ではブロックの4つを組み合わせてアルファベットを表したオリジナル文字の模様リングや
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Braille
平面から盛り上がった点によって文字や数字を表す点字模様リング、
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Morse code
無線の通信などで使われるモールス信号をモチーフにした指輪などもご用意しています。
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その他の模様リング
Polygon
当店では先ほど出てきた多角形の指輪も模様リングの一種としてご説明しています。
Facet
シンプルな多角形リングもカット面を付けるとまた一味違った模様になります。
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Blocks
同じブロックが連なったような形の模様リングも結婚指輪ではよく見かけます。
オーダーでは写真のようにお好きな形のブロックを組み合わせたり、
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Blocks (random)
大きさの違うブロックやボールをランダムに並べたり、
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Granulation
指輪表面に小さくして並べても面白いと思います。
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Equally divide
多角形リングからの派生デザインでは上から見たときに均等に分割した形状の指輪もご用意しています。
写真の銀色リングはすべて幅2.5㎜で 左上の平打ちリングから表面に5等分線を入れ、 そこから手作業で出来る模様の見本として作りました。
このようにシンプルな指輪に少しの変化を加えるだけで無数のデザインを生み出すことができます。
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複数の模様の組み合わせ
Multiple motifs
模様は1つだけではなく、複数を組み合わせることもできます。
写真左上のペアリングはクワトロピザのように上から見て4等分して、それぞれに別々の具=モチーフを乗せるイメージで、外2、内2で模様を入れてあります。
この指輪も
1、Wheat(麦の穂)
2、Memorial(大切な物を指輪内部の凹みに固定)
3、G-clef(ト音記号)
4、Regard(宝石の頭文字でメッセージ)
と、模様以外も含めて4つのモチーフを組み合わせました。
シンプルな甲丸リングでもちょっとした模様などを入れることでオーダーらしい世界で一つの指輪になります。
指輪の模様は店頭のサンプルから選ぶだけでなく、ご希望のモチーフを教えていただければ、1からお作りすることもできます。
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基本デザイン同士の組み合わせ
ここまでは比較的シンプルな形で説明してきましたが、当店では他では見ない形状の変わった指輪も多数ご用意しています。
基本デザインは1つだけでなく、形によっては2つを組み合わせることでオリジナリティの強いデザインにすることができます。
Infinity(stack) × Fingerprint
インフィニティは「無限大」、スタックは「重ねる、積み重ねる」という意味です。この指輪は本来は繋げる断面同士に段差が設けることで2本を重ねて上から見ると∞(無限大)マークが現れる指輪になっています。
フィンガープリントはその名前の通り、指紋のことでお客様の指紋をお取りして指輪に模様として入れます。
無限大をモチーフにした結婚指輪は人気があり、
今回ベースとなった
・2本を重ねて上から見ると
∞(無限大)マークが現れる指輪
だけでなく、
・正面から見ると∞に見えるカーブリング
・大きな輪を中心で捻って∞を作ってから
2つに折り畳んだ指輪
・折りたたまれた∞(無限大)の形を
甲丸リングの縁(ふち)に重ねた指輪
も定番なので、サンプルをご用意しています。
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指紋は世界で一つの模様なので
結婚指輪では刻印や指輪表面の模様として人気の
モチーフの1つです。
当店では、
専用シートに押印した指紋をPCに取り込んで、
樹脂原型に模様として入れることで
変わった形状の面にも指紋を入れることができます。
写真の指輪は無限大モチーフリングと指紋リングを組み合わせました。
石留めやコンビリングにすることで他では見ないオリジナリティの強いデザインになります。
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Fede (trinity) × Gimmel
基本デザインはそのままでも個性的な形もあります。
写真の指輪はアンティークなどで人気の「フェデリング」のサンプルです。
フェデリングは
2~3世紀のローマで流行した指輪で
フェデ(FEDE)とはイタリア語で
信頼や忠実を意味します。
様々な派生デザインがありますが、
男性と女性が握り合う手を解くと
愛情を意味するハートが現れる形が一般的で、
婚約が決まるとこの3本で一組の指輪を
花嫁、花婿、立会人が1本ずつ持ち、
結婚式の時に一つにしたと言われています。
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他に人気の個性的な指輪ではパズルのような形をしたギメルリングがあります。
この指輪はルネッサンス期(15~17世紀)に流行したマリッジリングで、ラテン語で「双子」という意味に由来します。
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写真の指輪は
フェデリングの腕をギメルリングにすることで
3本の指輪は外れなくして、
両袖と正面のハートパーツは
ご希望のオリジナルデザインに変更しています。
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Claddagh (classic) ×
Claddagh (modern)
フェデリングとよく混同される指輪にクラダリングがあります。
クラダリングはハートが愛、両手が友情、王冠が忠誠を表し、「愛と友情に支配させよ」という意味があるアイルランドの伝統工芸で、サンプルは古典風(クラシック)と現代風(モダン)の2つをご用意しています。
古典風はシンプルな指輪の正面にクラダパーツを彫刻のように入れ、現代風はクラダパーツだけでなく、腕部分に同じアイルランド繋がりで永遠や生命を意味する円形の編み模様、ケルティックノット(ケルト模様)を一周入れあります。
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金色は古典風をベースに
ケルティックノットを入れることで
現代風とペア感を出しています。
このようにパッと見てデザインが大きく異なる場合も
同じ模様を入れるといった共通点を作ることで、
結婚指輪としてのお揃い感を出す事ができます。
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Claddagh × Joint
当店のオリジナルデザインでは指の関節が出た人向けで、リングが指の関節を通った後に別の地金パーツを差し込むことで根本のサイズにフィットさせることができるジョイントという指輪があります。
外側に一周模様が入ったクラダリングなどと組み合わせることでサイズ直しでの形崩れや模様消えを防ぐことができます。
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Claddagh × Openable
指の関節が出た人向けには開閉式のタイプもあり、
一部にパーツが入った指輪と組みあわせることで
厚みも変えずに根本でフィットさせることができます。
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Gimmel × Signet
店頭では分かりやすい基本デザイン同士の組み合わせ見本として、ギメルリングと印台リングを合体させた指輪をご用意しています。
捻りの部分の位置を変えると正面から見た時のデザインが変わります。
この指輪は写真のような2連から4連まで作りました。
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さらに幅を細くして捻り部分を狭めることで4つのパーツだけで、
2~5㎜幅で6種類のギメルシグネットリングができます。基本デザイン同士の組み合わせにすることで、仕上げや模様、石留めの要素がなくてもこれだけ個性的な指輪になります。
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まとめ
結婚指輪のデザインの決め方については以上です。
このようにオーダーメイドでは指輪の構成要素を分けて、順番に選択、組み合わせることで世界で一つの結婚指輪を生み出すことができます。
ご質問などあればお気軽にお問合せ下さい。