Men’s : ¥120,000~ / Women’s : ¥120,000~
2つのハートが重なった「ダブルハート」は
19世紀のヴィクトリア期に流行したモチーフで、
結婚する二人の心の結びつきや
永遠の愛情を意味します。

ダブルハートのジュエリーは模様部分にエナメル加工を施す、ハートに2種類の宝石を留める、ハートの輪郭に沿って小粒のダイヤやパールを留めるといった様々なデザインが存在します。婚約指輪として男性から女性に贈られるだけでなく、結婚祝いとして友人や家族から花嫁に贈られる場合や愛する人が亡くなった際に作られるモーニングジュエリーとしても使われるなど幅広い場面で用いられていました。
アンティークのダブルハートは2つのハートが①一体化した形、②片方が上に来て重なった形、③輪郭で組み合わさった形の3種類が定番で、③ではハートの形は下の先端が左右どちらかに曲がった形も見られます。これはウィッチズハート(魔女の心臓)と呼ばれ、身に着けた者を邪悪なものから守る護符の役割と魔法にかけられたように虜になっているという意味があり、男性から女性への贈るジュエリーのデザインとして19世紀に流行しました。




ダブルハートは単体で用いられるだけでなく、
リボン、矢、天使の羽、
2~3世紀に流行したフェデリングの両手、
16世紀に流行したラッケンブースの王冠や
16世紀に流行したクラダリングの王冠と両手等、
他のモチーフと組み合わせたデザインも見られます。
見本のダブルハートリングもアンティークのデザインを参考に他のモチーフと組み合わせて作りました。




ハートマークは世界最古のモチーフとも言われ、その起源は紀元前7世紀頃のギリシャ人の植民地で栽培されていたシルフィウムというハーブの種が当時の銀貨に刻印されていていたことで広まりました。
その後14世~15世紀にかけて、当時は感情を司る器官と考えられていた心臓が絵画で愛情を表すモチーフとして描かれることでトランプでも見られる現在のハートマークとして普及したと言われています。




ダブルハートが生まれた時期は不明ですが、17世紀に流行した骸骨模様のメメント・モリリングのデザインにも見られます。
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見本のダブルハートの結婚指輪はメンズが16世紀に流行したクラダリング、
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レディースが2~3世紀に流行したフェデリングと組み合わせたデザインとして作りました。
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結婚指輪でもアンティークで定番のダブルハートに2種類の宝石を留めるデザインにすることができます。
写真左の指輪は腕の幅は3.0㎜で、お二人の誕生石をイメージしてφ1.3㎜のルビーとサファイアを留めています。

表側だと宝石が目立って気になる場合は内側に石を留めるシークレットストーンにするのも素敵だと思います。




2石はハート部分以外に袖に入れるタイプもご用意しています。
ダブルハートと組み合わせるモチーフがフェデではなく、クラダの場合はハート部分が小さく石が留まらないのでこちらの袖留めタイプになります。

見本のように外側は宝石無しのダブルハート模様で、内側にお二人の誕生石を入れたダブルハート模様にするのもおすすめです。




見本と同じφ1.3㎜の誕生石は12か月分全ての種類をご用意しています。
外側はシンプルな甲丸などお好きなデザインにして、内側をダブルハート模様にすることも可能です。
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Double heart

( Men’s : ¥120,000 / Women’s : ¥120,000 )
| オーダー基本料(結婚指輪) × 2 | ¥200,000 |
| メンズの幅を2㎜→3㎜に変更 × 2 | 40,000 |
| Total | ¥240,000 |
※表示価格は税抜きです。
※内石は無しでの金額です。
※上記の金額は2018年に純金・純プラチナ相場が5000円以下の時に作った「指輪の幅と厚み、素材変更での追加方式」での価格です。
地金価格の高騰により2024年から「地金相場価格での重量追加方式」に変更になりました。
計算方法の詳細はPRICEのページをご覧下さい。
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