【 オーダーメイドの指輪を作る過程 】
オーダーメイドの指輪を作る過程#016でオリジナル空枠が完成しました。
ここまで終わってワークスの順番の並び替えをしているときにENFOLDの横に以前作ってたDIAMOND5を移動させました。
1、スリムリングの石座の代わりに
2、プロポーズ用サンプルリング
3、ファッションジュエリーの見本として使用
という3つの理由で作った4つのパーツを使ったDIAMOND5ですが読み返してみるとプロポーズ用にどう使うかを補足程度にしか書いていませんでした。
オーダーメイドの指輪を作る過程#002で
ファーストジュエリーを作った時にスリムリング用に丁度いい小さいケースが見つかりました。(※エンゲージに場合はもっと高いケースです。)
サイズは縦横4.5㎝で高さは3.5㎝とこの大きさなら外でサプライズプロポーズするときにジャケットのポケットに入れても目立たちません。
サプライズプロポーズの時にポケットに忍ばせるのに最適なサイズなのでケースの写真を撮り直してDIAMOND5の補足説明からプロポーズ用リングの専用ページを作ることにしました。
プロポーズ用リングのページを作る
ゼクシィ調べでは婚約指輪の箱を差し出してのプロポーズに(この事を「箱パカ」)女性の9割が憧れているとの事。
プロポーズ用リングの専用ページを作るだけなので指輪を新しく作ったりはしません。
指輪の真下をカットしたフリーサイズも考えましたが女性の薬指なら入る位のサイズで作ってあるのでそのまま使います。
まずはレンタルの内容を考えます。
DIAMOND5では4つのリングから選べるようにしていましたが、プロポーズ用はラウンドブリリアント1型と大の2つから選べることにします。
制作過程などは重要ではないので4つ作ったサンプルの指輪からラウンドブリリアントカットをプロポーズ用にしたことを書いて制作過程を知りたい場合はリンクに飛んでもらうことにしました。
それからレンタル料は¥3,000としか書いていませんでしたがプロポーズで使った指輪は返却だけでなく、記念としてほしい方もいそうです。
このレンタル料¥3,000という金額は「プロポーズリング レンタル」でグーグル検索してまとめサイトに載っていた中で一番安かったお店に合わせました。レンタルだけで2万円ほどするところもあるようです。
婚約指輪を制作になった場合は婚約指輪の代金からレンタル料を値引きするか(実質レンタル料は無料)、きちんとサイズを測ってプロポーズ用リングを作り直してお渡しにします。
お渡しするプロポーズリングはシルバーか真鍮なら金額も高くないのでどちらか選べるようにすれば大と小、真鍮とシルバーの組み合わせで全4種類から選べる楽しさも加わります。
シルバーや真鍮での販売はしていませんという内容も書いておきます。
HPには書きませんが貸し出すときは身分証のコピーを取ります。
紛失した場合は追加で5000円など規約を決めて必ず返却してもらえるようにします。
ミニ巾着に入れてお渡しして返却は郵送でもOKということにします。
レンタルだけ宅配で行うかは未定です。
プロポーズのイメージ写真を用意
フリー素材サイトから「婚約指輪を持った男性が片膝をついて女性にプロポーズしている」写真を探します。
画像修正などでは書いていますが、ホームページで人の顔をそのままでは載せないことにしているので油絵化とキャンバス地の加工をして絵画のようにします。
横長2:1の比率の画像にしたかったので両端の景色はコピーしてサイズを伸ばしました。
写真を撮影する
プロポーズに最適なリングケースが見つかったので指輪と一緒の写真を撮影します。
ケースが開いた状態と閉じた状態、
ケースの大きさがわかり分かりやすいように婚約指輪と通常のケースとの比較画像、
ケースに入れた状態での正面からの拡大写真、、
2本の指輪がケースに入った状態
以上の画像を使って文章を
作っていきます。
指輪の名前を決める
WORKSのページに投稿して婚約指輪ページや指輪のオーダー前のページにリンクを張るので英語で指輪の名前を決めます。
フェデリング→FEDE、ギメルリング→GIMMMELのようにWORKSでの指輪名はRINGを省略しています。
プロポーズ用リングはFor proposeかproposeの2択で迷って後者にしました。
WORKSに投稿する
ここまでに書いた内容をお客様向けに書きます。
WORKSの公開が済んだら以前に公開してENGAGEMENTのページの最初にある「婚約指輪のオーダー前に」のページにリンクを張ります。
「婚約指輪のオーダー前に』のページでは文章のみで「キュービックジルコニアの指輪を貸し出し」となっているのでケースに入った指輪の画像を挿入して「地金の指輪を貸し出し」にという内容に変更してWORKSのProposeページへのリンクを張ります。
プロポーズ用のケースについて
小さいケースが見つかったのですがプロポーズ時に相手の顔を撮影できるリングケースがあると聞いたことがあるので1個買ってもいいかもと思い調べました。
アメリカ発の「YES CAM®」というものがあり購入ではなくレンタルで、金額は10日間で価格は2万円ほどと書いてありました。
まだどのくらい依頼があるかも分からない事と販売ではなかったので今回は断念しました。
お客様には「こんな箱もあるみたいですよ」と話して指輪だけを貸すのもありかもしれません。
まとめ
指輪が完成してから大分立ってから分かりやすいプロポーズリングのページができました。
プロポーズリングはNETショップを調べると1万円くらいで販売もありましたが、ダイヤパーツは金とプラチナで価格を載せている事とシルバーや真鍮素材の指輪の販売は考えていないのでレンタルのままにしました。
また、プロポーズ用リングに1万円以上使うなら実際の婚約指輪にその金額をプラスするほうがおすすめなのでレンタルにすることにしました。
サプライズプロポーズをご検討の男性のお客様にはまずはこのリングレンタルの説明をする予定です。
前の記事 | > View More |
次の記事 | > View More |
職人向け 記事一覧 | > View More |