【 オーダーメイドの指輪を作る過程 】
オーダーメイドの指輪を
作る過程#021 八角形マリッジリング①で
・幅違いのリング 4本
・3㎜幅の形状違いのリング 4本
・3㎜幅の4種類のコンビリング 4本
・4.5㎜幅のコンビリング 4本
・マトリョーシカリング4本
・コンビのマトリョーシカリング 2本
合計22本が出来上がりました。
この指輪の写真を撮影してホームページに投稿していきます。
大まかな流れとしては
1、指輪の撮影、画像修正
2、WORKSに投稿
3、マリッジのPOLYGONページ内でリンクを張る
となります。
そのあとにTOPページの画像として使ったり、インスタグラムやピンタレスに投稿をして終わりです。
1、指輪の撮影、画像修正
まずは指輪を撮影していきます。
指輪を何本か並べて撮影する場合は同じ角度で3枚ほど撮影してから後で一番写りが良いもの、焦点が合っているものを使います。
①の制作過程と同じように完成写真を先に見てもらってからどう作ったかを説明していきます。
こちらが完成したTOPページの画像です。
作ったサンプルは指輪単体ではどのお店にも置いてあるようなデザインでそこまでのインパクトはありません。
そこでTOPページでは指輪の並べ方やレイアウトでお客様の目を引くように考えました。
①の画像はリングケースにサンプルを並べた一覧画像でOCTAGON/WORKSと入れてワークスのページに詳しい情報が載っていることがわかるようにしています。
②のイラストも他にも多角形の指輪が選べるという意味で丸(角なし)と4、6、8、10、12角形の指輪を並べています。
③は外側八角形・内側丸と内側八角形・外側丸のコンビリングの1つになった状態と取り外した画像で
①のサンプルを参考に③のようなコンビリングが作れるというアレンジ例になっています。
④は指輪部分は約指輪サンプルを八角形のケースに入れて横には今回作ったサンプルリングを並べて形を選択していくことでケースの中にあるような婚約指輪を作ることができるということが伝わる写真にしてあります。
ここからは制作過程です。
まずは文字の入った①の横長画像は今回作った22本とエンゲージの真鍮空枠とサンプルを文字を入れることを考えて指輪の並びを決めています。
③のメッキをした指輪は上下を別々に撮影した画像修正で1つにまとめました。
次に④の写真ですが写真の左側は22本作った指輪の中から幅、3㎜のコンビ、マトリョーシカリング、エンゲージ空枠を一部は形が分かりやすいように固定材を使って立たせます。
①のケースでは収納された状態だったマトリョーシカリングをこの写真では取り外した状態で並べました。
右側には指輪と石座を組み合わせて完成する見本として八角形石座の婚約指輪サンプルをケースに入れて並べます。
ケースは婚約指輪でご納品した赤だと並べたときにケースが一番目立ってしまう気がしたので地金となじむベージュでも撮影しました。
それぞれ正面からと斜めの2枚を撮影してTOP画像では赤いケースの正面からの写真を選択しました。
①③④の写真に関しては以上です。
他にもTOP画像の候補はいくつかありました。
候補として作って使わなかった写真はWORKS内やSNSで使います。
続いては②のイラストです。
今回は指輪の説明用にイラストが大量に必要だったのでCADでデータをまとめて作りました。
当初は多角形の指輪が選べるという意味の4、6、8、10角形の指輪を並べたイラストを作りました。
これもオリジナルのTOP画像イラストと同じように正面図と上面図が書いてあるものを使います。
結婚指輪POLYGONで似た画像を使っていますが、2枚並べるTOP画像だと小さいので作り直しました。
上はCADでの制作風景です。
幅は2㎜で4本の多角形指輪を作ります。
4本の多角形指輪をコピーした状態で、90度角度を変えてコピー元の指輪と重ならないようにずらします。
正面画面のレンダリングをライトグレーバックのペン画に変えてスクリーンショット、画像修正をして完成です。
ただ、今回はマトリョーシカリングで角なしの指輪=平打ちリングも入っています。
③のコンビリングも内外の片側は丸になっています。
4、6、8、10角形の指輪を並べたイラストよりも角がない平打ちリングも入れたほうが分かりやすい気がしたので角が0、4、6、8、10、12角形の指輪を並べたイラストを使うことにしました。
追加イラスト
TOP画像を下にスクロールしていくと結婚指輪の後に婚約指輪の説明が来ます。
HPの中で同じモチーフ(今回は八角形)で婚約指輪と結婚指輪が作れるというセットリングのご提案はまだしていなかったのでTOPページのこの説明を入れます。
オリジナル空枠の下にスケッチの画像を入れて、「婚約指輪に合わせて結婚指輪を作ったり、セットリングとして重ね付けできるデザインのご提案もします。」というような文章を入れたいので左側のイラストは婚約指輪とそれに合わせた結婚指輪を描いたものを用意します。
こちらが完成形です。
上の婚約指輪の合わせてただ、同じ2㎜幅で作った場合ストレート腕だと石座の重なる部分が0.5㎜以下と強度に問題があります。
そこで
・幅2㎜で石座の形にカーブ
・幅3㎜で石座の形にへこみ
・幅3㎜でそのままストレート
という3つの形を考えてエンゲージの下にこの3つを並べて1つのイラストにしました。
写真とイラスト制作は以上です。
2、WORKSに投稿
先に受注した八角形婚約指輪はOCTAGON/ENGAGEMENTという名前で投稿しています。
八角形結婚指輪はのOCTAGON/MARRIAGEにします。
アイキャッチ画像は指輪のマトリョーシカ4本の上下で合体させた写真を使います。
文章はここまで書いた内容と作った写真で八角形の指輪でどんなアレンジができるかを書いていきます。
八角形マリッジとエンゲージそれぞれのページにお互いのリンクを張っています。
3、マリッジのPOLYGONページ内で
リンクを張る
WORKSに投稿が終わったら基本デザインPOLYGONのページ内に画像と簡単な説明、リンクを張ります。
八角形マリッジのページ内にも基本デザインPOLYGONに移動できるリンクも張りました。
八角形をPOLYGON1として今のカット面がある多角形リングをPOLYGON2にすることも考えましたが、TOPページ内の目立つところに画像とリンクも張ったので結婚指輪のページには加えないことにしました。
ここまで終わってインスタグラムやピンタレストに投稿しました。
まとめ
八角形リングの結婚指輪サンプルが完成しました。
八角形リングはサイズ直しをすると左右対称のバランスが崩れます。
写真のジョイントと組み合わせれば他では見ない指の関節が出た人向けの指輪になるので八角形も含めて4本を作りました。
次のブログではこの内容を書いていきます。
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