

当店ではHP上で料金表を公開しています。
オーダー基本料には婚約指輪が4万円分、結婚指輪が3万円分、スリムリングが2万円分の地金代を含みます。(税抜き)
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地金の重量計算について




写真のようなシンプルな
平打ちと甲丸リングは
幅、素材、サイズごとでの
重量一覧表があるので、
重さがどの位になるかのか
すぐにわかります。




一方、手作り技法で
画像のような特殊形状の指輪を作る場合は
デザイン画の段階で
正確な重さを測ることができないので、
少し多めの重量でお見積りをお出しすることが
一般的です。

当店はCADで原型を作ることが多く、
地金にした場合の重量表示機能を使うことで
特殊な形の指輪でも多めの重量でお見積りではなく、
ほぼ正確な必要地金で金額をお出しします。




印台、ドーム型など特殊な形状はこの方法で地金代をお出しします。
田中貴金属 地金小売価格(円/グラム)

上記の表は(株)田中貴金属工業の
純金(K24)と純プラチナ(Pt1000)の
過去40年間の月間平均小売価格/gの推移です。
相場は短期間でも大きく変動することがあり、
2008年の純プラチナ相場の例が有名です。
この年は世界最大のプラチナ生産国である
南アフリカで深刻な電力不足が発生、
鉱山の操業が一時停止・制限され、
「供給不足」懸念が一気に高まり、
ディーゼル車の排ガス浄化触媒としての需要、
投資、ドル安とインフレへの懸念なども相まって
最高¥7,589まで高騰しました。
その年の後半にはリーマン・ショックによる
金融危機でプラチナ価格が急落、
最低¥2,454まで落ち込みました。

上記は2015~2025年の純金(K24)と純プラチナ(Pt1000)の年平均価格です。
近年は地金価格が高騰しており、2025年12月には純金が¥25,015、純プラチナが¥13,146と過去最高に達しました。
こういった経緯で、2018年に純金・プラチナ相場が5000円/g以下の時に作った「指輪の幅と厚み、素材変更での追加方式」の料金表は2024年から「地金相場価格での重量追加方式」に変更になりました。

ご依頼の時期によって地金代は変動します。
HPの表示価格と大きく変わる場合もあるので、
お見積りには相場と地金重量の計算式を載せた
PDFも一緒にお送りしています。
鋳造地金代




| 純金・プラチナ相場 | 鋳造地金代 |
| ~¥5,000 | ¥10,000 |
| ¥5,001~¥5,500 | ¥10,500 |
| ¥5,501~¥6,000 | ¥11,000 |
| ¥6,001~¥6,500 | ¥11,500 |
| ¥6,501~¥7,000 | ¥12,000 |
| ¥7,001~¥7,500 | ¥12,500 |
| ¥7,501~¥8,000 | ¥13,000 |
| ¥8,001~¥8,500 | ¥13,500 |
| ¥8,501~¥9,000 | ¥14,000 |
| ¥9,001~¥9,500 | ¥14,500 |
| ¥9,501~¥10,000 | ¥15,000 |
| ¥10,001~¥10,500 | ¥15,500 |
| ¥10,501~¥11,000 | ¥16,000 |
| ¥11,001~¥11,500 | ¥16,500 |
| ¥11,501~¥12,000 | ¥17,000 |
| ¥12,001~¥12,500 | ¥17,500 |
| ¥12,501~¥13,000 | ¥18,000 |
| ¥13,001~¥13,500 | ¥18,500 |
| ¥13,501~¥14,000 | ¥19,000 |
| ¥14,001~¥14,500 | ¥19,500 |
| ¥14,501~¥15,000 | ¥20,000 |
相場の高騰に伴い、鋳造地金代はプラチナ・金ともに表のような500円ごとの地金相場変動制になりました。地金相場が¥10,000以降の場合も同じように¥500ごとに鋳造地金代も上がっていきます。
鋳造地金代は
・割金を混ぜる工賃
・グラムごとにかかる鋳造工賃
・湯道分の地金代
などが含まれるため、純金(24金)から18金などに純度が下がっても、グラムあたりの価格は高くなります。
地金代はお見積りをお出ししてから日数が開いて、相場も大きく変動した場合は再計算致します。
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お見積りについて




指輪の場合はご希望の①デザイン、②幅、③素材、④リングサイズを教えていただければ、ご来店前に金額をお出しできます。

ジュエリーのオーダーで仕入れる
チェーンやピアスなどのパーツ代も
地金相場の影響を受けます。
載せている価格はお店を始めた時の地金相場が5000円以下の時の価格表示となっています。
ダイヤモンドなどの宝石も仕入れ時期によって料金表に載せている金額から変わることがありますので、ご了承下さい。
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希少性の高いプラチナよりも
希少性の低い金の方が高価になった理由

金価格は2015年以降はプラチナを長期的に上回る状態が続いていて、2011年の国内価格と比べると15年で約6倍以上に増加しました。
有史以来の採掘総量は金が約19万トン、プラチナは約7000トンと言われています。比較するとプラチナは金の27分の1の量しかありません。これはオリンピック公式競技用プール(50×25×2m)で例えると金は約3.8杯分、プラチナは足首が浸かる程度の量です。
可採埋蔵量(採掘可能な埋蔵量)も金が約6万4000トン、プラチナは約1万6000トンと言われているので、やはり金に比べてプラチナの方が希少です。ちなみに有史以来の銀の採掘総量は約170万〜180万トン以上、可採埋蔵量は約40万トン〜50万トン程度とされています。
近年の金価格の急騰はウクライナや中東情勢など国際的な緊張、世界的なインフレ進行、ドルへの不安、米国の利下げなど様々ありますが、最大の要因は中国の大量購入と言われています。
中国人民銀行(中国の中央銀行、日本でいう日本銀行)は米国債(米ドル資産)を大量に保有しています。
米国を中心とした先進国は2022年2月のロシア・ウクライナ戦争で約38兆円のロシアの資産凍結を行いました。これがきっかけで政治的に対立する新興国の中央銀行は自国の米ドル資産が凍結されることを恐れ、特に中国の中央銀行である中国人民銀行は、準備資産=将来の危機に対する外貨資産(金や外国債券)として金の保有を高めました。
2026年1月に発表されたデータでは中国人民銀行が保有する金は約2306トンとなり、準備資産に占める金の比率は、かつての1%程度から、現在は8.5%程度まで上昇しています。
これに追随する形でブラジル、イラク、エジプト、カザフスタン、ギリシャ、トルコ、ポーランドといった国々が、準備資産における金の保有量を増やしたこともあり、金価格が急騰しました。
プラチナ価格の上昇率が金より低い理由
プラチナ価格も高騰していますが、金ほどではない主な理由は各国の中央銀行に準備資産と見なされていないからです。採掘量、可採埋蔵量のどちらも金に比べて小規模なため、準備資産として持っていても、市場で売却する際に自国通貨を支えたり、外貨決済を行ったりするのには不向きです。
それでも高騰している理由は①金と同様に安定資産であること、②工業原材料として使われることがあります。
②としてはプラナチは主に自動車産業で排ガス浄化用触媒として使われます。EV車の普及が鈍化し、ハイブリッド車を含むガソリン・ディーゼル車が見直されて需要増が見込めることが地金価格高騰の主な要因とされています。また次世代エネルギーのひとつとされる水素技術においても「グリーン水素の製造」と「燃料電池(利用)」という両面で不可欠な関係になっています。
2026年以降の地金相場について

地金相場は社会情勢の変化にも影響されるので専門家でも予測が困難です。2026年1月には金が30000円/g、プラチナが15000円/gを超えました。
その後、2026年2月2日には約3万円だった金が1日で25287円、約15000円だったプラチナが11128円に急落しました。これは1日の変化では過去最大級で金が4341円、プラチナが3456円下がったことになります。
結婚指輪のオーダーの場合はペアで少なくとも10g以上の重さになります。極端な例ですが、2月1日と2月2日のご依頼では1日違うだけで、金は43410円+TAX、プラチナは34560円+TAXの違いが発生することになります。
お見積りには有効期限を設け、ご注文後に振り込みいただきましたらすぐに地金を購入し、オーダーリングの完成までに相場が大きく上がっても追加料金はかからないようにしています。