ジュエルクラフト東京

ジュエルクラフト東京

オーダー結婚指輪専門店を
作る方法③どんなお店か決める

①ブライダルのオーダー専門店にして②他店を調べるというところまで終わりました。

ここではお店の方向性、名前、商品、特徴などを箇条書きにしてどんなお店にするかを決めていきます。

他店を見た結果、

・ブランド感が出すぎない
・良い意味で普通
・シンプルで主張しないお店。
・流行に左右されない
・そこでしか手に入らない
・少し大人な感じでブライダルしすぎない
・オーダーでも価格などが分かりやすい
・デザインの自由度、技術力の高さが特徴のお店
・お客様に向けて役立つ情報の公開
・いずれ独立する人達向けに情報を公開
・オーダーに特化した専門店

こんなお店にすることにしました。

たくさん他店を見た結果、個性を出すのではなく、個性を出さないお店という方向で行くことにしました。

というのも他店を調べた感想としてよほど飛び抜けたことをしないと記憶に残りずらい、飛び抜けたことをするとブランドっぽくなります。

ブランドっぽさを出したくない事とそういった差別化をしているお店は多いので「普通」を追求したオーダー店にすることにしました。

それから結婚指輪で求められているデザインはベーシックなものが多いです。

最初から凝った指輪を用意するのではなく、サンプルはベーシックなものを用意して加工事例のページなどで技術力や提案力を伝えるほうがいいのではないかと思いました。

職人は大体そうだと思いますが、お客様がこういった形が作りたいという希望にも大体のことに応えることができる。

自分も多少CADが使えるので「手作り」にこだわるところに比べて精密なデザインも提案できます。

なので扱う商品もベーシックに徹して個性を極力なくしたものだけで始めることにしました。

どういうデザインを用意したかは今後詳しく説明します。

 

どんな指輪のお店にするか2
デザインを押し出すブランドの場合は大抵、どのお店もコンビの槌目リングに石を入れた指輪のようにすでにアレンジが終わった完成の事例を見せています。

もしくは色々なカーブやダイヤを入れたパターンをオリジナルデザインにして星座や神話などに由来するお洒落な外国名を付けているお店が多いです。

オーダーメイドでこれをすると作れるイメージが限定されるので、反対に指輪の素材、幅、テクスチャー、デザインなどを一度シンプルな見本状態で見せてお客様に順番に選んでもらうオーダーメイドにした方が自由度の高さが伝わるのではないかと思いました。

指輪の素材、幅、テクスチャー、デザインなどをたくさんの種類から選べるセミオーダー風にすればイメージが膨らむ気がするので、ホームページもその部分を分かりやすくして商品もシンプルをテーマに作ることにしました。

それから価格です。

調べてみると、既製品のお店だと好きなものを選んでペアで〇〇万円というお店もありました。

オーダーメイドは価格表示が分かりにくいのが難点です。

また、セルフメイドでは地金重量で金額が決まるお店が多く、この値段の決まり方は安くなるから細く、シンプルにデザインが価格に引っ張られます。

作る側としては自信を持ってお渡しできるものにしたい事と今後何十年もつけるので気に入ったデザインにしてもらいたい。

なので、結婚指輪は最安値を固定にしてどこよりも安くは作れない代わりにデザインの自由度を上げる方向にしました。

そしてオプションはホームページに詳しい料金表を載せてご来店前にある程度価格がイメージできる内容ですることにしました。

お店の強みは多数の資格がある年齢が若い職人が対応する事、ある程度の技術力と提案力があって、お客様のご要望に応えられる事なので制作技法を4つから選べるという事を特徴にしようとおもいました。

特に鍛造=職人感を出すことで1点物、手作り感は長所となりますが、どこでもやっていて差別化しにくいです。

CADはデザインの自由度が高い代わりに大量生産できる工業製品のようなマイナスイメージがあります。

鍛造と対比させてこのCADのマイナスイメージを

・最新の制作技法

・今まででは考えられないほど自由度の高いデザインができる

・ブランドも言わないけれど取り入れてる

・オーダーの問題だったデザイン画と出来上がりの違くなる問題を解決することができる

という面にスポットを当てれば、他との差別化もできそうだと思いました。

それからデザインがシンプルでも製法を生かして同じ素材や原型を使う事でお二人にとって意味のある指輪にもできる

このパターンを見せることも他はあまりしていないので強調していくことにしました。

お店のホームページですが、ブランド感を抑えてホームページの色は白も基調にしてロゴなどはグレーで主張しない色、お店の名前も何をしているか分かりやすい、流行り廃りに左右されないお店のほうがお客様には受け入れられるのではないかと思いました。

お店の名前を調べると最近の傾向はカタカナ2文字~5文字で店主のこだわりが入った造語などが多いです。

なんとなくブランド感が出ることと他と比較された場合に名前が覚えにくいのではないかと感じました。

なので逆にBRIDAL RING STOREやTHE RING CRAFTなどの名前を見れば何のお店かわかる店名を考えました。

イメージとしては、たくさんのお店と比較したお客様がブランドや価格ではなく、内容や提案が気に入って注文してくれるようなお店にしたいと思いました。

 

どんな指輪のお店にするか1
最終的にはJ E W E L ( 宝石 ) C R A F T (手作り) T O K Y O ( 東京 )にしました。

ジュエリーよりジュエルの方が響きが好きな事と今後、指輪以外も扱うようになるかもしれないこと。

並べた時に3つの英単語がすべて5文字なので視覚としても覚えてもらえそうなこと。

すでにジュエルクラフトというお店があったので(ホームページもなく、今は閉店しているようです)、多少長くて クラフト・トウキョウが「ト」が2回続いて言いにくいですが、お店がどこにあるかわかる事とインターネットの検索対策として東京は入力する人が多そうなので入れました。

ロゴはスマホのアイコンにも出来るように正方形に文字が収まる形にしました。

ロゴの書体は高級感や大人っぽさが出る明朝体を選びました。

工具やダイヤ、指輪の絵を入れる事も考えましたが、個性を出さない方向で行くことを考えてシンプルに文字だけのロゴにしました。

 

オーダー指輪専門店 ロゴ
ジュエリー素材の地金や宝石には色があるので、背景などがどれでも合うことを考えてロゴの色はグレーにしました。

調べた所、グレーは中立、上品、控えめ、お洒落、スマート、大人しい、クール、相手を受け入れるなどの印象を与える色とのことです。

お店はオーダー専門店でお客様の希望に合わせて受け入れて作るので作り手側が自己主張をしないというお店の方向性から考えても合っていると思い、この色に決めました。

これでどんなオーダー専門店にするかも決まったのでホームページやどんな指輪を用意するかを細かく考えていきます。

 


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