お持ち込みのダイヤモンドを使ってオーダーメイドで覆輪留めのプラチナリングを作りました。
作業手順はまず、お預かりした婚約指輪からダイヤモンドを外して宝石の直径を測ります。
古い枠はご返却するので出来るだけ傷をつけないように爪を外します。
外したダイヤモンドの大きさに合う既成のシルバー石座を使って指輪の地金原型を作ります。
既成のシルバー石座は指輪にするには高さがないのでダイヤモンドのお尻が出てしまうので、石座の底に地金を足す工夫をしました。
地金原型を作ったらゴム型を取ってプラチナで鋳造します。
鋳造から上がってきた指輪にダイヤモンドを留めて刻印を打って仕上げたら完成です。
ホームページに載せている見本の指輪と全く同じ形でのご注文で仕上げは艶消し、内側には手打ちのメッセージ刻印を入れました。
今回のリフォームは通常のエンゲージリングコースではなく、スリムリングコースで作っています。
腕の幅・厚みは1.5㎜と細身でデザインもシンプルに限定される分、エンゲージリングコースよりも低価格で作ることができます。
詳しくはスリムリングのページをご覧ください。