メレの入ったハーフコンビリングを作りました。
画像のように1本の指輪の向きを変えることで
・金色槌目メイン
・銀色艶消し平打ちメイン
・銀色彫り留めメイン
・金色槌目/銀色彫り留めコンビ
・金色槌目/銀色艶消し平打ちコンビ
・銀色彫り留め/銀色艶消し平打ちコンビ
の6面から選ぶことができます。
形自体はシンプルですが、6つの表情が選べるので「個性的な」という意味のインディビジュアルと名付けました。
オーダーメイドの結婚指輪では
指輪の①幅 ②素材 ③仕上げ(テクスチャー)
④石留め ⑤刻印 ⑥基本デザイン(形状)
という6つの要素を順番に選ぶことで好きなデザインを絞り込むことができます。
②素材の選択肢で2種類を使うコンビリングのベーシックなデザインは
1、一部
2、半分
3、上下
4、内外
の4種類があります。
この中で写真左上のハーフコンビリングは指に着けて正面から見た時に金色、銀色、金と銀のコンビと3パターンから選ぶことができるので人気があります。
先ほど6つの要素に話を戻すと
写真のコンビリングは
・幅はメンズが3㎜、レディースが2㎜
・素材はプラチナとイエローゴールドのハーフコンビ
・仕上げは艶消しの槌目模様
・基本デザイン(形状)は甲丸リング
・刻印と石留めはナシ
という組み合わせで出来ています。
今回作ったインディビジュアルは一見複雑な形ですが、プラチナの3㎜平打ちリング(画像左上)から始まって
→半分の形状に繋ぎ目は斜めにした
甲丸を追加(画像右上)
→甲丸部分の仕上げを槌目に変更(画像中心)
→甲丸部分の素材をK18イエローに変更(画像左下)
→平打ち部分の半分(指輪表面の4分の一)に石留め(画像右下)
という風に形状→仕上げ→素材→石留めと指輪のデザイン要素を一つずつ追加していくことで出来上がっています。
デザインのポイントとしては平打ち部分の半分(指輪表面の4分の一)に石留めをすることで指に着けて正面から見たときに6パターンから選ぶことができるようにしました。
このようにオーダーメイドではシンプルな平打ちや甲丸リングから
・素材をコンビ、3色、4色にする
・形状や素材同士の繋ぎ目の形を変える
等の要素を追加していくことでオリジナルの指輪を作ることができます。
シンプルなプラチナリングなら他には先ほどの平打ちと甲丸を斜めに組み合わせる所までは同じで平打ち部分に宝石を入れてカーブさせるなどアレンジもおすすめです。
店頭ではイメージが膨らむように
シンプルな結婚指輪のアレンジ例も
多数ご用意しています。
Individual
Pt950/K18YG ダイヤモンド7PC入り
オーダー基本料(結婚指輪) | ¥100,000 |
幅を2→3㎜に変更 | ¥20,000 |
コンビ(半分)に変更 | ¥15,000 |
Diamond φ1.5㎜×5PC | ¥7,000 |
(GOOD・SI ¥1,400/PC) | |
Diamond φ1.0㎜(0.005ct)×2 | ¥1,100 |
(GOOD・SI ¥550/PC) | |
彫り留め ¥2,000×7 | ¥14,000 |
Total | ¥157,100 |
※CADで原型を作った場合、石留め代は半額の1PC¥1,000