トップに6種類の「不可能図形(ふかのうずけい)」のパーツを付けた指輪を作りました。
不可能図形とは
2次元上では成立しても
3次元(立体)では成立しない形のことで、
いわゆる錯視やトリックアートの一種です。
不可能図形は英語ではImpossible object、impossible figure、impossible shape等と呼ばれ、数多くの形があります。
例えば錯視で有名なM.C.エッシャー(Maurits Cornelis Escher)の「上昇と下降」という作品には永遠に進むことができる「ペンローズの階段」という不可能図形が含まれています。
多数ある不可能図形の形の中から有名な「ペンローズの三角形(右上)」など6種類の立体パーツを作りました。
画像のように平面のスケッチ(2D)から正面から見たときは同じ形で立体(3D)としても成立するように作っています。
パーツは6つとも8㎜×8㎜の正方形に収まるサイズで、厚みは2㎜で作りました。
ペンダントやブラピアス、ブライヤリングなども作れるように上部には丸カンを付けています。
![不可能図形リング17](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMPOSSIBLE-OBJECT17.jpg)
![不可能図形リング11](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMPOSSIBLE-OBJECT11.jpg)
![不可能図形リング10](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMPOSSIBLE-OBJECT10.jpg)
![不可能図形リング9](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMPOSSIBLE-OBJECT9.jpg)
左上の6つの指輪は不可能図形パーツに幅、厚みが1.5㎜の平打ちリングを組み合わせて作りました。
地金のみのシンプルな形でも錯視やトリックアートが含まれることで見た目にインパクトが生まれます。
オーダーではパーツのサイズ、指輪の腕部分の形状変更、ピアス、ペンダントなども制作可能です。