宝石のローズカットに似た「ジオデシック・ドーム」と呼ばれる形をモチーフにして、正面裏の蓋を外して中に宝石を入れることができる指輪を作りました。
宝石は最大幅11㎜×9㎜×7㎜のハーキマークォーツが入っています。
ジオデシックとは、特定の曲面上で2点間を結ぶ最短曲線=測地線のことです。
1949年にアメリカの発明家フラーによって考案された「ジオデシック・ドーム」は球体の表面を三角形で覆いつくした形で、最小の材料で最大の強度を持つ構造を活かして建物やテントなどに用いられています。
この指輪のドーム部分の大きさは縦横が16㎜、上部の厚み(高さ)が10㎜で地金部分は1㎜厚なので、ドーム内の大きさは縦横が14㎜、高さが8㎜の半球状の空間があります。
蓋を取り外せることで宝石の出し入れがしやすくなっていて、
・最大幅11㎜×9㎜×7㎜の原石(ハーキマークォーツ)
・10㎜×8.5㎜×5.5㎜のカボション石(ルチルクォーツ)
・12㎜×10㎜×5㎜のカボション石(ムーンストーン)
・9㎜×9㎜×5.5㎜のブリリアントカット石(CZ)
・6.5㎜の球状石(パール)
上記のようなサイズの宝石は問題なくリング内に納めて、蓋を閉めることができます。
写真のように複数の宝石をまとめて指輪内に入れて身に着けることも可能です。
素材はオーダーメイドと同じプラチナと金から選ぶことができます。
ジオデシック・ドームより小さめのサイズとして、上下の三角部分をトリミングしたアレンジデザインも作りました。
トリミングしたアレンジデザインは以前に作った正面裏の蓋を開けて宝石を入れることができる指輪、ケージリングとほぼ同じ形です。
このケージリングの指輪正面の最大幅は10㎜で、厚みの薄い縦横サイズが8㎜までの宝石を入れることができます。
- この指輪について > View More
それに対してジオデシック・ドームリング(トリム)の指輪正面の最大幅は8.5㎜とやや狭くなっていますが、
上部の厚み(高さ)はジオデシック・ドームリングと同じ10㎜あるので、厚みがある宝石も入ります。
収まる宝石サイズの見本として指輪には
・最大幅10㎜×6㎜×5㎜の原石(ハーキマークォーツ)
を入れました。
写真のようにジオデシック・ドームリングとそのアレンジデザインの三角形部分の大きさは同じです。
裏蓋の形も対になるデザインで作ってあります。
プラチナと金での金額は選んだ素材のその日の地金相場と重量によって変わります。ご希望の際は素材、リングサイズをお伝え下さい。金額をお出しします。
GEODESIC DOME RING (FULL SIZE)
GEODESIC DOME RING (1/3 SIZE)
SEMI ORDER
このデザインは
幾何学ジュエリーシリーズの一つとして
形状を見直しました。
金、プラチナだけでなく、
SV925でのセミオーダーが可能です。
金額、ご注文は下記のリンクから
ご確認下さい。
Geodesic dome
Small / Large
Geodesic dome(SV925) | |
Small…横13.0×縦12.0㎜ | |
Large…横17.0×縦16.0㎜ | |
スリムリング | ¥29,000 |
ドームリング | ¥39,000 |
- ご注文について > View More