アンティークでよく見かける
3本に分かれるフェデリングを作りました。
フェデリングとは
2から3世紀のローマで流行した指輪で
フェデ(FEDE)とはイタリア語で
信頼や忠実を意味します。
様々な派生デザインがありますが、
男性と女性が握り合う手を解くと
愛情を意味するハートが現れる
仕掛けになった形が一般的です。
Fede (trinity) & Fede (single)
現在、フェデリングはFede (trinity)とFede (single)という2種類の結婚指輪サンプルをご用意しています。
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この3連リングを作ることになったきっかけは
お客様からこのフェデリングとギメルリングを
組み合わせた指輪のご依頼があったことです。
この時に作った
フェデパーツの原型データから
アンティークなどで
見られる両手とハートの3つの指輪に分かれる
定番の3連リングを作りました。
写真ように3つに分かれて
1つにまとめることができます。
アームは1本あたり1㎜幅なので
3本重ねても3㎜、
引っ掛かりがないように
両手のパーツの高さも極力抑えて、
日常使いが出来るデザインになっています。
1本の腕が幅1㎜と細いので
厚みは1.8㎜にして
単体でも強度が保てるようにしました。
このフェデリングは
中世になると写真のような
手が開かないデザインが
主流になっていきます。
結婚指輪のクラダリングは
(フェデリングにクラウンがついた指輪)
デザインが似ているので
単体だとフェデリングに見えるように
王冠部分がハートから分かれるように
作りました。
よりシンプルなフェデリングなら
写真のようなワンポイントもおすすめです。
結婚指輪ワールドのように
上下に分割するデザインにすると
ハート模様が目立たないので
男性でも抵抗なく身に着けることが
できます。