エクスチェンジは「交換する、取り替える」という意味の英語で、幅と地金の違う2本の指輪からそれぞれ一部を切り出し、入れ替える事でお相手の指輪の一部を共有するという意味を持たせています。
この一部を交換するデザインは結婚指輪やペアリングでは定番と言えるアイデアの一つです。
![お互いの一部分を交換する結婚指輪15](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/EXCHANGE-RING15.jpg)
![お互いの一部分を交換する結婚指輪2](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING2.jpg)
![お互いの一部分を交換する結婚指輪3](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING3.jpg)
![お互いの一部分を交換する結婚指輪6](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING6-scaled.jpg)
手作りの指輪であれば画像のようにシンプルな状態で指輪を完成させてから、カットして一部を切り出し、入れ替えて溶接して作ります。
今回作ったお互いの一部を交換する指輪は結婚指輪「シームズ」をベースにしています。
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![繋ぎ目リング3](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/SEAMS-RING3.jpg)
![繋ぎ目リング12](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/SEAMS-RING12.jpg)
![繋ぎ目リング11](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/SEAMS-RING11.jpg)
![繋ぎ目リング7](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/SEAMS-RING7.jpg)
繋ぎ目や縫い目は英語でSeam(シーム)といいます。
この指輪は2か所の繋ぎ目(Seam/シーム)があり、指輪本体には正面パーツを挟む力が加わるようにしている事で、指の関節が出ていても根本でフィットさせる事ができます。
このデザインのアレンジとしては正面パーツへの石留めと別素材への変更等がおすすめです。
![お互いの一部分を交換する結婚指輪9](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING9.jpg)
![お互いの一部分を交換する結婚指輪4](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING4.jpg)
![お互いの一部分を交換する結婚指輪5](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING5.jpg)
![お互いの一部分を交換する結婚指輪8](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/EXCHANGE-RING8.jpg)
今回作ったエクスチェンジはシームズと違い、繋ぎ目は垂直でメンズが4㎜、レディースは3㎜幅で本体と正面パーツを交換したデザインとなります。
正面パーツの素材、幅が本体と違うことで、ペアで並べたときにお相手の指輪と一部を交換していることがわかりやすくなっています。
本体とパーツの両側に差し込み用に凸凹があることで、お互いのパーツを交換するだけでなく、別パーツを何個か作っておいてその日の気分で変えるといった事も可能です。
パーツの紛失が心配な場合は繋ぎ目の片側溶接がおすすめです。