お客様からのご注文でクラダリングをお作りしました。
メンズはPt950、レディースは本体がK18YG、ハート部分はPt950、留まっている宝石はピンクダイヤモンドで、どちらも腕の幅は2.5㎜、トップパーツの最大幅は6㎜です。
![クラシッククラダリング31](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING31.jpg)
![クラシッククラダリング35](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING35.jpg)
![クラシッククラダリング19](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING19.jpg)
![クラシッククラダリング32](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING32.jpg)
刻印はお客様からのご希望で定番の記念日とイニシャル、楽器のハープをお入れしました。ハープ刻印はデータを数パターン作った中から選んでいただきました。
![クラシッククラダリング22](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING22.jpg)
![クラシッククラダリング17](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING17.jpg)
![クラシッククラダリング23](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING23.jpg)
![クラシッククラダリング28](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING28.jpg)
メンズとレディースを一つの原型にして別地金で鋳造して完成させました。
レディースのハート部分はプラチナなのでメンズの腕と一緒にして、鋳造後に分割してレディースの18金指輪に溶接しています。
![クラシッククラダリング38](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING38.jpg)
![クラシッククラダリング24](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING24.jpg)
![クラシッククラダリング25](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING25.jpg)
![](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH6.jpg)
指輪の裏側からハートを押し込んで溶接しています。
今回はメンズの素材がPt950、レディースがK18YGとPt950のコンビリングだったので、意図せず「男性から女性にハートを贈る」という意味も加えることができました。
試着リングや加工過程で出来た原型、ゴム型などは一緒にお渡ししています。
![クラシッククラダリング40](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING40.jpg)
![クラシッククラダリング41](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING41.jpg)
![クラシッククラダリング44](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING44.jpg)
![クラシッククラダリング36](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING36.jpg)
特典のフォトアルバムにはお二人の着用写真も入れて後日、郵送しました。
クラダリングについて
クラダリングはアイルランドの伝統工芸でハートが愛、両手が友情、王冠が忠誠を表し、「愛と友情に支配させよ」という意味があります。
似たデザインのフェデリングは2から3世紀のローマで流行した指輪でフェデ(FEDE)とはイタリア語で信頼や忠実を意味します。
元々は写真のような男性と女性が握り合う手を解くと愛情を意味するハートが現れる仕掛けになった形が一般的で、婚約が決まるとこの3本で一組の指輪を花嫁、花婿、立会人が1本ずつ持ち、結婚式の時に一つにしたと言われています。
なのでその成り立ちの歴史は違いますが、デザイン上は手のみ、手とハートはフェデリング、ハートに王冠が付くとクラダリングとなります。
![クラシッククラダリング29](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING29.jpg)
![クラシッククラダリング1](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING1.jpg)
![クラシッククラダリング16](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING16.jpg)
![クラシッククラダリング35](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLASSIC-CLADDAGH-RING35.jpg)
ご依頼のクラダリングはお客様の持ち込みを参考に作りました。
ご希望の手とハートの間に隙間があり、袖のデザインは装飾が多いシルバーアクセサリーなどでよく見るデザインだったので当店のシンプルなフェデリングをベースに結婚指輪として毎日着けることを考えて強度を考えて手とハートの間の隙間を埋めたパターンもご提案しています。
メールでデザイン画をお送りして、2回目の打ち合わせで写真の指輪のデザインが決まりました。
![クラダマリッジリング 追加1](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS1.jpg)
![トップ クラダリング2](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/TOP-CLADDAGH2.jpg)
![クラダマリッジリング 追加31](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS31.jpg)
![クラダマリッジリング 追加3](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS3.jpg)
ご提案した4つの中で採用にならなかったデザインは結婚指輪の新型として追加しました。
今回作ったタイプはアンティークなどでもよく見るデザインがベースなので古典的という意味でクラダ(クラシック)という名前にしています。
クラダ(クラシック)は写真のようにパーツ部分の形や大きさを調整して、左端の3㎜幅からお作りすることができます。
![クラダマリッジリング 追加11](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS11.jpg)
![クラダマリッジリング 追加23](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS23.jpg)
![クラダマリッジリング 追加24](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS24.jpg)
![クラダマリッジリング 追加13](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/CLADDAGH-MARRIAGE-RING-PLUS13.jpg)
婚約指輪のようになりますが、ハートの部分のハート型の宝石を入れるといったアレンジも可能です。
![](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/ORDER-RING-BLOG-FEDECLADDAGH26.jpg)
![オーダーメイド クラダリング画像8](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2017/12/Craddagh2-1.png)
![オーダーメイド クラダ&フェデリング39](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2019/08/ORDER-RING-BLOG-FEDECLADDAGH39.jpg)
![オーダーメイド クラダ&フェデリング27](https://jc-tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2019/08/ORDER-RING-BLOG-FEDECLADDAGH27.jpg)
これまでご用意していたケルト編みの入ったクラダリングは現代風にアレンジしているのでクラダ(モダン)という名前に変更しました。