ケージは鳥籠(とりかご)や檻(おり)という意味で、正面裏の蓋を開けて宝石を入れることができる指輪です。
写真の鉱物標本にあるような原石などを
その日の気分で取り換えられないかと考えて
デザインしてみました。
ベースになった指輪は蓋つきの指輪、ポイズンリングです。
金額の計算方法もこのポイズンリングと同じで重量によって変わります。
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鳥籠の檻にあたる透かし部分はローズカットをイメージして、三角形の集まった球体から一部を切り出した形にしました。
指輪正面の最大幅は10㎜で、厚みの薄い縦横サイズが8㎜までの宝石を入れることができます。
指輪としては大きめのデザインですが、透かし構造になっているので、見た目ほど重くはありません。
見本として写真の指輪には角の丸いトライアングルカットで縦8㎜、横10㎜、厚み2.7㎜のスモークークォ―ツ、ルチレイテッドクォ―ツを入れました。
開閉できる裏蓋も正面の透かしと同じ形状にしています。
オーダーメイドでは入れたい宝石のサイズに合わせて正面の透かし部分の大きさを調整します。
写真の宝石は縦8㎜、横6㎜、厚み3㎜のオーバルカボションカットです。
このようにケージリングに入るサイズであればその日の気分で宝石を入れ替えることも可能なので、宝石をいくつかお持ちでご依頼の場合は一番大きい宝石が入るサイズで作るのがおすすめです。