写真の指輪は左から幅が2、3、4、5、6㎜の
平打ちリングです。
オーダーでは幅は0.5㎜刻みでの指定が可能で
これより幅広でもお作りできます。
テクスチャーや模様は
甲丸より平打ちに近い形状のほうが
太く見えて目立ちます。
店頭では幅の比較用に鏡面仕上げで
2、3、4、5㎜のフリーサイズ甲丸リングを
ご用意しています。
サイズは30号のフリーサイズなので
指の大きいお客様でも実際に指に着けて
プラチナ、K18イエローゴールド、
その2色のハーフコンビで
幅の違いを比較することができます。
結婚指輪サンプルのほとんどは
レディースが金色で2㎜~3㎜幅、
メンズは銀色で3㎜幅で作ってあります。
表面に一周模様が入る指輪は
絵柄がわかりやすいように
幅3㎜以上をおすすめしています。
オーダーでは指輪の幅に合わせて
模様も1からお作りします。
指輪の厚みについて
指輪の厚みは2.0㎜までは無料で
0.1㎜ごとに指定して作ることができます。
薄いほど付け心地は良くなりますが、
強度が下がり変形の原因となります。
デザインによっても変わるので、
シンプルな甲丸や平打ち指輪に限定すると
将来のサイズ直しや新品仕上げの際に
地金が少し薄くなることも考えて
幅3㎜位までは厚み1.8㎜以上、
幅が4㎜以上にする場合はその分強度も上がるので
指輪の重さを軽く、着け心地が良くするために
厚みを1.6㎜以上にする事をおすすめしています。
また結婚指輪では
直径1.0~1.5㎜の宝石を入れる場合が多く、
その箇所は他に比べて地金が薄くなります。
内、外どちらでも宝石を留める場合は
幅に関係なく、強度を保つために
厚み1.8㎜以上をおすすめしています。
お店によって考え方は違いますが、
当店では厚み1.5㎜以下は薄め、
厚み2.1㎜以上は厚めと考えています。
薄いほど軽く重く着け心地は良くなりますが、
強度保障ができません。
厚いほど強度は上がりますが、
重いので着けていて疲れます。
普段身に着けている指輪が薄い、厚い場合は
最初は違和感があるかもしれませんが、
長く使うことを考えて
特に厚みのご指定がない場合は
1.8~2.0㎜で作らせていただいております。
指輪の幅によるフィット感の違い
指のサイズを測る場合、幅広になると
同じサイズでも細いものに比べてきつく感じるため、
比較できるように店頭では1.5、3、7mm幅の
3種類のリングゲージをご用意しています。
また、実際のオーダーメイドでは
ご注文と同じ幅で
サンプルリングを作って試着期間を設けています。
写真のご注文いただいた指輪は幅5㎜と4㎜です。
オーダーメイドでは本番の制作前に
原型と同じ形状、ご指定のサイズで
試着用の真鍮リングをお作りしました。
この試着用の真鍮リングがあることで、
思ったより細い、太いといった
出来上がりでの幅のイメージ違い、
リングゲージ(※当店では3㎜幅)では大丈夫でも
完成した指輪のサイズが緩い、きついといった問題を
防ぐことができます。
※お客様からのご希望で
メニューにはなかったのですが、
追加料金をいただいてメンズは試着用の真鍮リングを
2つお作りしました。
指輪のサイズ選びについて
指輪のベストサイズは
指の形によっても変わります。
詳しくは下記をご覧下さい。
- 指輪のサイズ選びについて > View More