

婚約指輪のダイヤモンドはどんなものを選べば良いか、ダイヤモンドの品質、価格、よくあるご質問とその答え等をまとめました。
リフォーム等でダイヤモンドをお持ち込みの場合、ここからは不要なので見なくても問題ありません。
このページの最後に婚約指輪用のダイヤモンド価格一覧表があります。
そもそもダイヤモンドの婚約指輪を贈るのは20世紀にアメリカで始まった習慣で、現在の日本で送るのは結婚する男性の半分位と言われています。また、かつては給料の3か月といって1ctクラスをサプライズで渡すのが定番だったそうですが、現在は0.2~0.3ctクラスが主流で平均予算も30万円前後、新郎新婦が相談して購入するパターンが多いそうです。
婚約指輪の選び方ですが、デザインの好みもあるのでやはり二人で話し合って決めるのが一番いいと思います。
では、どんな婚約指輪を選ぶのがいいのか?
ダイヤモンドの選び方


ダイヤモンドの価値(価格)を決めるのには、一般によく言われる4Cがあります。
carat カラット(重さ)
cut カット(形と研磨状態)
color カラー(色)
clarity クラリティー(透明度、傷が少ないなどの品質)
の4つのことです。
これはGIA(米国宝石学会)という鑑別機関が明確な基準のなかったダイヤの価値と価格を消費者に分かりやすく伝えるために生みだしました。
ここまで細かくグレードを分けている宝石はラウンドブリリアントカットのダイヤモンド以外にはありません。
グレードが細かく分かれているので現物を見ないで業者同士が取引することができる唯一の石でもあります。
ただし、この4Cの評価ができるのはラウンドブリリアントカットのみでカラーダイヤモンドなどは除きます。
ダイヤモンドの選び方はカット、カラー、クラリティ―のグレードの最低ラインを決めて予算に合わせて大きいカラットを選ぶ方法がおすすめです。
ここからはグレードの詳しい説明とおススメのグレードをお伝えいたします。
カット


まずはカットです。
カットは輝きに最も影響する部分なので4Cの中でも重要です。と言うのもラウンド ブリリアント カットは美しい輝きを最大限に引き出すために屈折率、反射率などを緻密に計算されているので少しの角度の違いで輝きが変わります。


ラウンドブリリアンドカットはテーブル(ダイヤモンド正面の八角形)から入った光が石の中で乱反射し、虹色の輝きとなって観察者の目に戻るようになっています。約100年前にトルコウスキーという数学者がこのカットを生みだしてから未だにこれに代わって普及したカットが出てこないという事からも完成度の高さが分かります。
グレードは上から順に
EXELLENT(エクセレント)
VERY GOOD(ベリーグッド)
GOOD(グッド)
FAIR(フェアー)
POOR(プアー)
となっています。
エクセレントの中でもPOLISH(磨き)とSYMMETRY(左右対称性)もエクセレントのダイヤは3EX(トリプルエクセレント)と呼ばれます。


また、エクセレントの中で特殊なスコープで覗くと「矢とハート」の形をした光の反射像が見えるものはH&C(ハートアンドキューピッド)と呼ばれます。
カットグレードでは基本はエクセレント、まれにベリーグッドでも観察することができます。
なので、このハートアンドキューピッドが観察できれば、専門知識を勉強して鑑別器具を使ってカットの角度を測らなくてもラウンドブリリアントカットのプロポーションとシンメトリー(対称性)が良いという事が言えます。
婚約指輪でおススメのカット
カットの最上位は3EX H&C(トリプルエクセレントのハート&キューピッド)ですが、狙いはエクセレントからベリーグッドです。
ダイヤの一番の魅力はその輝きです。
写真のようにエクセレントカットのダイヤモンドは取り込んだ光を内側で乱反射して輝くように計算されています。エクセレントの角度はそれぞれ範囲が決まっていてその範囲から1つでも外れるとベリーグッドになってしまいます。逆にいうとベリーグッドは決して悪くはないのでここが最低ラインだと思います。
クラリティー


続いてはクラリティー(透明度)です。
自然環境で出来るダイヤには当然、内包物や傷があることが普通です。そういったものが少ないダイヤほど希少性が高く価値もあります。
大雑把に言って
Iクラス 見るからに傷がある
SIクラス 目を凝らさないと見えない
VSクラス ルーペを使わないと見えない
VVSクラス 顕微鏡を使わないと見えない
といったところでしょうか。
もっと具体的に言うとIクラスが深夜のテレビショッピングなどで格安で売られているもの、SIクラスが小売り店でファッションジュエリーとして売られているグレード、VSクラス以上がブライダルに使われるグレードと言えます。
婚約指輪でおススメのクラリティー
クラリティーはSI1以上、出来ればVSクラス以上が理想ですが、SI1は目立たず、輝きに影響しない程度の目立たない傷や内包物なので選んでも問題ないと思います。SI2になるとやや目立つのでおすすめしません。VSより上、VVS以上を選ぶならほぼ違いが判らないのに価格が上がるのでクラリティ―はVSに抑えてカラーやカット、カラットのグレードを上げる方をおすすめしています。
カラー


続いてはカラーです。
グレードは無色透明のDから黄色味の強いZまでの23種に分類されます。
Zよりも黄色いダイヤモンド、ブルー、ピンクダイヤなどはファンシーカラーと言ってこのカラーグレードには含まれません。
人間の目は約10万色を識別できると言われています。色の記憶というのは非常に曖昧な上にその日の体調や照明環境、見る時間帯などによって変わります。なので鑑別機関ではカラーは安定した照明環境でマスターストーン(色の基準となる石)と比べて判断します。
色の比較は表の輝く部分は判断しにくいので裏側の尖った部分を上にして行います。
Eのマスターストーンより透明ならDカラー、黄色っぽいならFカラーといった具合です。ちなみに1グレードの違いはコップ一杯の水にウィスキーを1滴垂らした程度の違いと言われています。
婚約指輪でおススメのカラー
カラーはG以上、できればカラーレスのF以上をおススメ致します。Gカラー以上はプロがダイヤの裏から見て黄色みを感じる程度、石が留まった状態だとほぼ透明に見えます。Hだと正面から見たときに多少黄色味を感じるので白色のプラチナ枠合わせるならG以上がおすすめです。
カラット


4Cの最後はカラットです。
カラットというのは重さのことで1ctは0.2gあります。
身近なところでいうとポップコーン1個分の重さです。当然重い方が高く希少です。また業界用語でキャラアップといって、ある大きさでは例えば0.99→1.00ctの大台に乗ると価格が20~30パーセントUPなど劇的に上昇します。
婚約指輪でおススメのカラット
カラットはここまでに説明したカット、クラリティ、カラーのおすすめグレードの条件を満たしつつ、ご予算内で出来るだけ大きいものを選んで下さい。
あるジュエリーの販売員さんの話によると婚約指輪は新郎から新婦への贈り物というだけでなく、家から家への贈り物というかつての結納金のような側面もあるそうです。
ダイアの大きさ=愛情の大きさではありませんが「新婦側のご両親は大きければ大きいほど娘を大事にしてくれていると思う」とのこと。
日本人は「量(大きさ)より質」に注目しがちですが、カラットも重要視してください。
蛍光性


以上の4Cに加え、価格に影響するものに蛍光性の有無があります。
ダイヤモンドの結晶構造が不安定なほど紫外線を当てたときに蛍光性が強く出ます。蛍光性が強いものは「オイリー」と呼ばれ、白濁して輝きが鈍くなる傾向があります。
蛍光性は弱いものから順に
NONE(ノン)
FAINT(フェイント)
MEDIUM(ミディアム)
STRONG(ストロング)
VERY STRONG(ベリーストロング)
とグレーディングされます。
婚約指輪でおススメの蛍光性
4Cと違ってあまり説明するお店はありませんが、蛍光性がないものと強いものを比較すると強いものは白濁して輝きが鈍くなります。
できればNONEかFAINT、最低でもMEDIUMクラスを選んだ方がいいと思います。
婚約指輪でおススメのダイヤモンド
4Cと蛍光性についての説明が終わったので婚約指輪でのお勧めのダイヤモンドグレードについて書いていきます。
良いダイヤの選び方はプロでも意見が分かれるので正解はありませんが、
ブライダルのお店では婚約指輪に使うダイヤなら
カットはEXELLENT、
クラリティーはVS以上、
カラーはF以上、
(蛍光性には言及なし)
をおすすめしている所が多いです。


当店では品質にこだわるなら右上のようにカットはEXELLENT、カラーはF以上、蛍光性はミディアム以上、クラリティーは最大VS1でそれ以上にするよりも他のグレードを上げる方をおすすめします。


常に鑑定書を持ち歩くわけではないので、パッと見ての美しさ、カラット重視なら
カットはVERY GOOD、
クラリティーはSI1、
カラーはG、
蛍光性はMEDIUM
の最低グレードラインを守りながら予算内で出来るだけ大きいダイアを選ぶのがオススメです。


修理リフォームなどで昔に贈られた婚約指輪をお持ち込みのお客様の話を聞くと、
「若いときは大きいと思っていても年齢とともに似合うようになる」
「デザインの好みが変わってリフォームする時には中石しか残らない」
「中石が大きければ自分が使わなくなった時も子供に渡してリフォームして使ってもらえる」
といった意見が聞かれました。
またブライダルリングの販売員さんからも同じような意見が多く、もらえるなら婚約指輪はブランドではなく、枠はシンプルで金額を抑える代わりに中石のダイヤモンドは質が良くて大きいものを選びたいという意見が聞かれました。


以上の理由で右上の最低グレードラインを守りながら予算内で出来るだけ大きいダイヤを選ぶのがオススメです。
枠の形にこだわるなら脇石が小粒で2PC追加位なら金額もそこまで上がらずアクセントになるのでいいと思います。
予算に合わせてダイヤを仕入れることもできますのでお気軽にご相談下さい。
ダイヤモンドの価値について


ダイヤモンドの価格が高い最大の理由はその希少性です。
ダイヤモンドは地球内部、マントルにあるクラトンと呼ばれる地下140㎞~190㎞の場所でキンバーライトと呼ばれる母岩が摂氏900°~1300°の高温と45~60キロバールの高圧(海抜0メートルが1バール)にさらされる事で出来ます。
人間がその深さまで潜ってダイヤモンドを採りに行く事はできません。


偶然クラトンの下でマグマが噴出するとダイヤモンドも地表に押し上げられます。この時、時速100~300㎞で地表に押し上げられないとダイヤモンドはグラファイト(灰)になってしまうので、ダイヤモンドとして地上に届くこと自体が奇跡のような確率と言えます。
地上に出たダイヤモンドはマグマの冷え固まった場所などから採掘します。近年の研究で、この噴出は25憶~2000万年前に起こり、地表のダイヤモンドは最も新しいものでも6億2800万年、古いものでは33億年以上前にできたものだと判明しました。


地表に噴出があった場所の中で1990年代にダイヤモンドを含んでいたのは1000か所でコストが合って実際に採掘している場所はわずかに20か所ほどしかありません。


採掘されたダイヤモンド原石は宝石品質が15%、ジュエリー用にするために多くの加工処理が必要なニアジェムが39パーセント、ドリルや研磨剤などに利用される工業用が46パーセントになります。
宝石品質とニアジェムを足した54パーセントから宝石になるのではなく、カットする工程で原石の大半が失われるので実際にジュエリーになるダイヤモンドは全体の12パーセント程と言われています。


その中でもダイヤモンドに不純物が少ない、いわゆるブライダルリングで使われるクラリティ(透明度、傷が少ないなどの品質)のVS以上は希少です。


ダイヤモンドは99.95%が炭素(鉛筆の芯の材料であるグラファイト)で0.05%に含まれる微量元素などで色や原石の形が決まります。カラーに関しても宝石品質の95パーセントが僅かに黄色みがあるニアーカラーレス、グレードがG以下でなのでF以上のカラーレスは貴重とされています。


大きい原石は当然希少で大きいカットダイヤモンドを生み出すことがきるので価格も上がります。
ここまでがダイヤモンド自体の希少性の価値です。


ダイヤモンドの価値には希少性以外に耐久性とカットにより生み出される輝きがあります。
地球上の鉱物で最も固いモース硬度10のダイヤモンドは傷をつけることができるものはダイヤモンドしかありません。
ダイヤモンドは紀元前4世紀にインドで発見されたと言われ、最も質の良い8面体の原石はソーヤブルと呼ばれます。トランプの菱形のダイヤはこの原石が元になっていて硬度が高すぎて加工ができないため、15世紀まではポイントカットといってほぼ原石の形のままジュエリーにして使うことが一般的でした。お守りや魔除けとしての意味もあったそうです。
ダイヤモンド自体も稀少で1860年代に南アフリカで大規模な鉱床が発見されるまでは貴族階級や富裕層しか手に入れることができませんでした。


そこから劈開(へきかい)と呼ばれる割れやすい方向の発見、ダイヤモンドの粉を使った研磨方法、加工する道具の発展により数百年をかけて数回のカットの変遷を経て、




1900年代にマーセル・トルコースキーという数学者によってダイヤモンドに入った光を内部で乱反射させ、虹色の輝きを最大限に引き出せる58面体のラウンドブリリアントカット(モダンブリリアントカット)が生まれました。この輝きは永遠に変わることがありません。
この100年ほどで大規模鉱床の発見、カットの発展が起こり、現代はどの時代よりも美しいダイヤモンドがリーズナブルに手に入るようになったといえます。


このカットが生まれたことでそれまでの宝石価値、ルビーの赤、エメラルドの緑といった「色」の美しさから虹色の「輝き」という価値に注目が集まり、無色であることは純粋や純潔といった花嫁のイメージと結びつける事で婚約指輪にも使われる宝石の王座に着きました。
ダイヤモンドの価値は業界の巧みなプロモーションや最も硬度が高く傷が付かないという不変性だけでなく、4Cの中で唯一、人間が手を加えることができるカットの発展によって、もたらされたと言えます。




ダイヤモンドはギリシャ語で「征服できない」という意味のadamas(アダマス)からaが取れてdiamondになったと言われています。
ダイヤモンドの価値は希少性と硬度による不変性、そして4Cで語られることが多いのですが、それまで硬すぎて征服できなかった唯の透明石を七色に輝く宝石へと磨き上げ、4Cという万人に理解できる基準を作った人間の知恵にこそ実は価値があるのではないかと思います。
合成ダイヤモンドについて
天然ダイヤモンドの価値の話の次はお客様からまれにご質問がある合成ダイヤモンドについて触れていきます。
1954年に工業用、1986年に宝石品質が登場した合成ダイヤモンドを2018年に天然ダイヤモンド大手のデビアスという会社が販売を始めたことは大きなニュースとなりました。
このデビアスという会社はかつては原石の9割を市場の供給していて“ダイヤモンドは永遠の輝き”という言葉を生み出し、各種のプロモーションでブランディングをして、市場の独占という声もありましたが、供給量を調整する事でその価値を高値で安定維持させるという役割も果たしていた現在のダイヤモンドの価値を作った会社です。
天然ダイヤモンドの価値を作ったデビアスが合成ダイヤモンドの販売を始めたことで天然ダイヤモンドの価値が暴落するのではないかとジュエリー業界では衝撃が走りました。
それに対して、デビアス社は声明を発表して、天然の代わりに合成を販売するのではなく、これからも「婚約などの特別な時用や贈り物には天然」で、「女性が自分へのご褒美やファッションアイテムには合成」という風に分けて考えていて、メインはあくまで天然で、これまでに作り上げた価値を否定するものではないと説明しています。
数億年前に地球の内部で生み出され偶然、地上の届いたというストーリーがある天然ダイヤモンドは数にも限りがあるのに対し、合成ダイヤモンドはその組成は同じでも数日から数週間で作ることが出来て工業製品のように材料があればいくらでも作ることができます。
人類がダイヤモンドも生み出せるようになったということや採掘での環境破壊や労働搾取などとは無縁でクリーンという事に価値はあると思いますが、個人的に長い目で見て天然に取って変わることはないと思います。
というのも宝石の歴史を紐解いてみると、100年ほど前にルビーでも現在と同じような状況が起こっていました。




宝石の合成は昔から行われていて1900年代初頭に火炎溶融法という製法を使った合成ルビーが登場しました。
時計のサファイアガラスにも使われるこの合成法は短期間での製造が可能な上、天然で最高とされる色と輝きを再現して不純物や色ムラもないことから当初は貴重で高額でした。
日本でも百貨店の宝飾品売り場で扱われる程でしたが、その後量産が可能になるとその価値は下がり、現在では宝石用にカットされた合成ルビーは大きくても数百円で買えるので、ジュエリーよりも安価なシルバーアクセサリーなどに使われるようになっています。


その一方、有名産地の天然ルビーは枯渇してきて今も高い価格を維持しています。
組成が同じだったとしても、合成宝石の完璧な美しさではなく、それぞれ個性がある天然宝石の不完全な美しさを本物として価値を見出すのは自然なことではないかと思います。


この天然と合成の関係を例えるならヴィンテージジーンズとそのレプリカ(復刻版)に近いかもしれません。
当時と同じ素材、染料、機械を使ってダメージ加工まで再現したレプリカ(復刻版)は高くても数万円ですが、
ボロボロになったヴィンテージジーンズはオークションで数百万円することも珍しくありません。
レプリカが販売されても高額な本物を求める人はいます。
ダイヤモンドに話を戻すと、20世紀に入り、新鉱山の発見が相次いだことで供給量が増え、独占禁止法によりデビアスの一強状態が終わっても天然ダイヤモンドの暴落は起きていません。以上の事から絶対とは言えませんが、合成ダイヤモンドの供給で天然ダイヤモンドの価値が暴落するということはないと思います。


合成ダイヤモンドと同様に紛争ダイヤモンドかどうかを気にする方もいるので説明します。
ダイヤモンドの採掘は環境破壊、過酷な労働環境、紛争地域で採れたダイヤモンドがテロ組織の資金源になっているなど負の側面がある可能性は否定できないので合成ダイヤモンドを選ぶという人、その点を強調して販売する宝石店もあります。
天然ダイヤモンドを擁護させてもらうならば、採掘が始まるとその場所では多くの雇用が生まれ、そこで働く労働者とその家族のために水道、電気などのインフラが整えられ、街が出来て、仕事が生まれます。ボツワナでは国民総生産の30~40%がダイヤモンドの採掘によって生み出されたという正の側面もあります。
また紛争地域で採れたダイヤモンドはキンバリープロセスという違法ダイヤを国際市場から排除するための原産地証明を義務づける制度があり、2017年には世界の生産量の約99.8パーセントに適用されています。なのでいわゆる紛争ダイヤモンドはほぼ流通していないと言われているので選ぶ際にそこまで神経質になる必要はないと思います。


また、紛争ダイヤモンドが紛れ込むという不安とともに心配される方がいる組成が同じ天然と合成は見分けることができるのかという問題ですが、鑑別機関には専用の機器があり、真贋判定ができます。
当店で取り扱う婚約指輪用のダイヤモンドには国内で最も信用の高い鑑別機関であるCGL(中央宝石研究所)かGIA(米国宝石学会)の「ソーティング」という簡易鑑定書をお渡ししていますので合成が紛れ込むことはありません(写真左)。
より細かい記載のある正式な鑑定書、「グレーディング レポート」を¥5,000の追加でお付けすることもできます(写真右奥)。
ダイヤモンドの価格事例


カラーG・クラリティ―SI1・カットVG以上
カラーF・クラリティ―VS2・カットEX以上
※価格表は2018年度のもので、仕入れ時期によってダイヤモンド価格は変動します。