オーダー結婚指輪専門店を作る方法⑱HP公開後の修正3から2か月半が過ぎました。
この期間で結婚指輪の加工事例として地金を30ペアとCADデータ40ペアを作ってホームページのワークスで公開、
その記事を使って結婚指輪のデザイン決めの方法の提案、
結婚指輪のデザインを決める方法①
結婚指輪のデザインを決める方法②
作った画像を生かしてSNSを始めました。
あとは職人さん向けのおすすめ本を5冊紹介しました。
この作業の合間にホームページ内の細かい部分を修正しながらエンゲージリングのページも大幅に変更しました。
ホームページの内容が増えたので
①エンゲージリングの一覧と
②マリッジリング・ワークスの一覧
この2つを商談ファイルに分かりやすくまとめます。
①エンゲージリングの一覧
まずはホームページの公開を急いでいたので結婚指輪には力を入れていましたがエンゲージリングは後回しになっていました。
普通のオーダーメイド専門店なら結婚指輪のページと同じように30型くらい作って名前を付けるのと思うのですが、当店はオリジナルは10型しか作らず、名前も付けていませんでした。
なのでジュエリーリフォーム店がホームページにアップするように取引している空枠メーカーの指輪画像を20型ほど上げるだけにしていました。(メーカーさんに使用許可はもらっています。)
その画像が少ない事と取引しているもう1社の空枠メーカーの方が画像がきれいなので差し替えることにしました。婚約指輪ページの終わりに上面図と正面図で1セットを約100型一覧にしてあります。
デザインの内訳は
脇石なし(ソリテールなど) 31型
脇石1から4石(サイドメレなど) 24型
脇石5石以上(取り巻きなど) 42型
という風に脇石ダイヤの個数でカテゴリ分けをしました。
オーダーメイドの場合はCADを使えば複雑な形状も制作できるので、この100件をサンプルとしてみてもらいデザインを決めていくということにしました。
ちなみに結婚指輪のデザインを決める方法の婚約指輪版はすでに公開してありました。
1、中石の形、大きさを決める
2、石座の上面を決める
3、石座の正面の形を決める
4、腕の上面の形を決める
5、腕の正面の形を決める
よほど特殊な形でない限りはこの5ステップで形を決めることができます。
ただ写真だけだとイメージが沸かないかもしれないと思い、分かりやすいイラストを追加しました。このイラストもCADで作っています。
と、いうわけで婚約指輪ページはデザインを決める5ステップの後に
デザインサンプルのカテゴリ別ページのリンク、
デザインサンプルの一覧という流れになっています。
ブライダルリングのオーダーメイド専門店と言っているのでメーカーの空枠を載せるのはあまりよろしくない気もしますが、あくまで見本なのでよしとします。時間を見てオリジナルを追加で作るかもしれません。
とりあえず婚約指輪ページも充実したのでこのぺージを商談ファイルにまとめます。
メーカーの空枠を使って接客をしている方からするとカタログ本とWEBカタログを使えばまとめる必要はないのでは?と思われそうなので説明すると・・・
そもそも空枠のカタログは同じデザインでも中石の大きさごとに別ページで用意しています。
ラウンドダイヤモンドのカタログ本であれば、同じデザインで0.1、0.2、0.3、0.5、0.7、1.0、1.5ct・・・と、ページが別であるために分厚くなっています。
フルオーダーでダイヤモンド婚約指輪のデザインを決めるためにカタログを使うのであれば一番需要のある0.3ctサイズを集めて商談ファイルに挟めばいいと気がついたのでエクセルにまとめました。
WEBカタログもあるのですが、一度で一覧が出せず、次のページをクリックするので見るときに少し手間だと感じていました。
なので契約している空枠メーカーさんのWEBサイトから指輪の画像をダウンロードしてホームページの婚約指輪ページに並べました。
デザインは上面と正面だけあれば大体の形はわかるのでこれをエクセルに張り付けて印刷できるようにまとめました。
何型か省いて縦3列、横10列の1ページに30型を3ページ分に収めました。
これで接客の時にカタログ本やWEBカタログを使わずにデザインを決めることができます。
②マリッジリングとワークスの一覧
インスタグラムとピンタレストの両方に投稿した正方形の画像を一覧にして商談ファイルを作ります。
投稿した指輪画像は全部で85枚ほどあるので印刷してファイルの見開きで見れるようにします。
画像の大きさなどを考えて縦4列、横6列の1ページに24型を何型か省いて加工方法やリング一覧の写真などを入れて4ページ分に収めました。
この指輪画像のいいところは1枚で通常の3枚の画像をまとめた内容になっていることです。
ワークスのアルファベットデザインは指輪の画像だけだとただの模様に見えるものもあるのでA~Zの一覧を左下に添えておくことでオーダーメイドの説明の時にこのページだけでアルファベットの指輪は好きな文字を選べる事とどんな表現ができるか説明できます。
まずは画像だけを並べてみました。後日、画像の下にそれぞれ指輪のタイトルを入れて印刷する予定です。
ホームページ公開から約半年でオーダーメイドで作れる形の事例やデザイン決めの方法なども公開したので接客でも困ることはない…と思います。
これからホームページに関しては新しいことはそこまでせずに加工事例とブログ更新をメインで行う予定です。
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