Men’s : ¥125,000～ / Women’s : ¥125,000～

鼻紋(Noseprint、Muzzle pattern)とは、
特定の動物の鼻にあるシワや凹凸で
構成される紋様のことを指します。
 

これは人間を含む霊長類だけの特徴である指紋(Fingerprint)に相当します。

生涯にわたって変化しないので犬、猫などのペットは迷子対策、牛では血統登録などの個体識別に利用されています。
 

 

人の指紋は犬や猫では前足の肉球(Paw pads)にあたりそうですが、これは人でいうと掌(てのひら)にあたります。

肉球は正式名称は「蹠球(しょきゅう)」と言います。齢とともにシワや線の入り方が変わる、もしくは消えていくので世界で一つの変わらない模様としては鼻紋を使います。
 

畜産業で血統登録に牛の鼻紋をするときは魚拓のように鼻に墨を塗って紙に押し付けて採取します。一方、犬や猫などの鼻門ジュエリーはWAXかシリコンゴムを鼻に押し当てて型取りして作る方法が一般的です。この型取り方法は鼻に押し付けると驚いたり、ゴムの匂いを嫌がっておとなしく採取させてくれない場合があります。

当店では写真の鼻紋をデータ化して指輪に模様として入れます。お客様の作業はスマホで正面からの鼻の写真を送っていただくだけなので型取りに比べて手間がかかりません。スマホで撮影時の明るさ、角度、注意点などのコツを1枚にまとめたPDFもご用意しています。
 

写真の指輪は結婚指輪で定番の幅3.0㎜です。

鼻の形全てをそのまま模様として入れると狭い範囲にしか入らないので、鼻紋の一部を切り取ってレーザーで印字しました。

結婚指輪なら鼻の模様を指輪の上下で分割することで模様の入る範囲を大きくすることができます。
この2本を重ねると鼻紋が現れるシークレットデザインはレーザーの印字が可能な甲丸や平打ちなどシンプルな形状のみとなります。
 

 

写真の指輪は鼻紋の一部を切り取ったヒョウ柄のような、鼻の穴などは入らないことでパッと見て鼻紋ということは分からないさりげないデザインになっています。
 

こちらの指輪はCADというデジタル技法で作りました。

この方法は人間の手では難しい複雑で細かいデザインを精密に作ることができる最先端の技法です。パソコン上で指輪のデータを作り、3Dプリンターで樹脂原型を造形、ゴム型からWAXパターンを取り出して貴金属で鋳造する方法です。

原型データは立体なので、パソコン上でお好きな角度から形状の確認が可能です。データそのままの形が３Dプリンターで造形されるので、出来上がりとのイメージの違いを防ぐこともできます。
 

 

レーザー刻印は細かい模様を入れることができますが、形状はシンプルなものに限定されます。

写真は全てCADを使った指紋の指輪です。

鼻紋も同じように変わった形状でも使うことで模様の大きさを調整して細かく指定した範囲に入れることが出来ます。
 

犬や猫の鼻紋だけでなく、顔や全身なども写真を送っていただければ指輪に刻印や模様として入れることができます。
 

当店では動物モチーフの指輪も何種類かご用意しています。

例えば形状が猫であれば全身や顔、手の形状の指輪と鼻紋を組み合わせるのもおすすめです。
 

Noseprint

( Men’s : ¥125,000 / Women’s : ¥125,000 )

 
※表示価格は税抜きです。
※上記の金額は2018年に純金・純プラチナ相場が5000円以下の時に作った「指輪の幅と厚み、素材変更での追加方式」での価格です。

地金価格の高騰により2024年から「地金相場価格での重量追加方式」に変更になりました。

計算方法の詳細はPRICEのページをご覧下さい。