Men’s : ¥250,000～ / Women’s : ¥250,000～

ポイズンリングは
小物を収納できる空洞部分がある蓋つきの指輪です。

16世紀のヨーロッパで流行したこの指輪はボックスリングやロケットリング、シークレットコンパートメント(秘密の収納)リング等と呼ばれます。

この指輪をマリッジリングとして使えるシンプルなドーム型(月形甲丸)でデザインしました。

蓋と本体を金具で繋いで扉のように開閉できるようになっています。
 

 

古代に時の権力者が捕虜になった際に指輪の空洞部分に自害するための毒(POISON)を仕込んだ事からこの名前が付きました。

その後、蓋つきで小さな物を入れておくことができるので本来の毒を入れておくという用途から、19世紀には香水や気付け薬、大切な故人の遺骨、遺髪などを入れたモーニング　ジュエリー※としても使われたといわれています。

※モーニングは朝(Morning)ではなく、死を悼む「喪中」(mourning)ことを指します。19世紀半ばにヴィクトリア女王が黒のジェットという宝石を使ったモーニングジュエリーが有名です。
 

 

このポイズンリングは近年ではヴィヴィアン・ウエストウッドの「ニューオーブポイズンリング」というデザインで一般にも広く知られるようになりました。
 

当店のポイズンリングはシンプルで開閉する箇所が目立たない形を考えてドーム(月型甲丸)リングにしました。

写真のデザインは蓋の部分を取り外すことができるのでその日の気分でコンビリングにすることもできます。
 

表から蓋を外すタイプと裏から蓋を外すシークレットコンパートメント(秘密の収納)タイプの2つから選ぶことができます。

写真の指輪の幅は8㎜、トップの高さは5㎜で、収納部分は5㎜×11㎜の楕円形で高さは2㎜になっています。
 

オーダーメイドでは写真のように形や大きさを変えて収納する物にサイズを合わせてお作りすることができます。
 

蓋と本体を繋いで扉のように開閉できる仕組みを加えても金額は同じです。
 

写真の指輪はポイズンリングをベースに小さなダイヤモンドの留まった4種類のセットジュエリーを収納できるボックスリングとして作りました。

ボックスのサイズは直径2.5㎜のダイヤモンドが留まったチェーンリング、ブレスレット、ネックレス、チェーンピアスがピッタリ収まるサイズで作っています。

このように大きさの調整なども可能です。
 

他には蓋を正面の裏に取り付ける、透かしのようにして中に入れた物が見えるようにするデザインもおすすめの一つです。
 

Poison

( Men’s : ¥250,000 / Women’s : ¥250,000 )

 
※正面から背面にかけて絞るデザイン
正面　最大幅8㎜、厚み5㎜、
背面　最小幅4㎜　厚み1.5㎜
→幅は6㎜、厚みは4㎜で計算
収納部分は5㎜×11㎜の楕円形で高さは2㎜
※表示価格は税抜きです。
※上記の金額は2018年に純金・純プラチナ相場が5000円以下の時に作った「指輪の幅と厚み、素材変更での追加方式」での価格です。

地金価格の高騰により2024年から「地金相場価格での重量追加方式」に変更になりました。

計算方法の詳細はPRICEのページをご覧下さい。