ジュエルクラフト東京

ジュエルクラフト東京

オーダーメイドの指輪を
作る過程#117
体験予約サイトに登録する


#114 セルフメイドを始める①でまずは手作り結婚指輪のプランが完成して、②では人の入った体験風景の写真について書いていきます。
 

 

①のあとに完成したセルフメイドプランをじゃらんに代表される体験予約サイト3社に登録したので、今回はその流れについて書いていきます。

体験予約サイトは画像、文章なども制限はありますが、体験プランの入力内容が細かく、自社サイトのセルフメイドプランの見直しにもなりました。

今回は長いので

体験予約サイトとは
体験予約サイトの申し込みから掲載
体験予約サイト用画像について
体験予約サイト用プランについて
体験予約サイトの申し込みをやり直すなら
体験予約サイト用コースを自社サイトに載せる
まとめ

という風に順番に説明していきます。
 

 

体験予約サイトとは


アクティビティ予約サイトとも呼ばれ、釣り、スキー、ダイビングなどの外での活動だけでなく、物作り、文化体験など室内での活動も予約ができます。

体験予約サイトは登録して、プランページを公開し、サイト経由で送客があった場合に売り上げの10~20パーセントをサイト側に支払う仕組みになっていて、初期費用は無料のところが多いです。
 

 

決済もそのサイト内で行うことができるので、オプションなどがなければお店側ではお客様と金銭のやり取りをする手間も省けます。

NETでは「体験予約サイト ランキング」などで検索すると

じゃらん
アクティビティジャパン
ぐるたび
SOTOASOBI(そとあそび)
asoview!(アソビュー)
VELTRA
SHARE BASE MATCHING
トラベルコ
KKday

が出てきました。

今回はこの中の3社にサイトの掲載の依頼して、申請からページ公開が終わるまで3週間かかりました。
 

 

体験予約サイトの申し込みから掲載


まずは各体験予約サイトに掲載依頼をすると掲載の審査があります。

お店の住所、電話番号、HP、担当者名、銀行口座情報などをNET上で入力します。これが3社分あるのでちょっと手間がかかるので画像のようにまとめておいてコピペで入力します。
 

 

その後、各体験予約サイトで公開するために店舗情報、プランページを入力するエクセルが送られてきます。この入力と店舗情報、プランページ用の画像が必要なので、それも併せて用意します。

掲載の審査通過後にページ設定、公開という流れで、

A社…管理画面に画像と文章を自分で入力

B社…画像とエクセルシートを送ってB社で設定、修正は自分

C社…画像とエクセルシートを送ってC社で設定、修正はC社に申請

というような違いはありましたが、内容はほぼ同じでした。
 

 

体験予約サイト用画像について


会社員時代に掲載してもらっていた1社、残りの2社はランキングを見て上位を選びました。

会社員時代に掲載してもらっていた体験予約サイトさんはお店まで来てくれて、社員さんがモデルになり体験風景の撮影もしてくれました。

その時は自社のHPでも掲載許可が出たので、顔出し写真を使わせてもらいました。

さすがに同業他社のサイトでその許可は下りないと思うので、各社コンタクトフォームから自社の手作り結婚指輪プランのURL付けて彫金体験での掲載依頼のメールを送りました。

各社返信が来たので、それに対し、上記の撮影に来てもらったことを引き合いに出して、

質問1、体験風景の撮影に来てもらえるか?

質問2、自社の結婚指輪プラン以外に真鍮やシルバーのコースもあったほうが良いか?アドバイスがあれば欲しいです。

というような内容を添えて送りました。

各社とも答えは

回答1、撮影は行っていない

回答2、見本URLのリンクを張るだけで、具体的な提案はなし

というサッパリとした対応でした。
 

 

その後、3社ともメールのやり取りで体験サイトであっても人の入った体験写真は不要ということがわかりました。

「指輪サイトに指輪写真は必須」と同じに考えなくてOKのようです。

C社サポートデスクから届いた必要写真のメールでは

■枚数
・1プラン当たり 10枚程度
・体験の流れが分かる写真 4枚以上
・体験の特徴がわかる写真 複数枚
・完成品のお写真(ものづくりの体験の場合)1枚以上

と、ありましたが、同社担当者から

> > 体験写真が必須ではなく、体験写真があることで
> > ①ゲスト様が体験のイメージがしやすい
> > ②集客効果が見込める
> > という理由で、体験写真を推奨していております。

との回答があり、社内でも「体験の流れが分かる写真」について認識の違いがあるようで、サイトを見るとABC社とも商品画像だけの体験プランページもありました。

結論は人の入った体験写真は不要なので、カップルのモデル依頼等は不要、先に人はナシの写真と文章でサイト掲載を申請するとスムーズにすすみます。
 

 

人の入った体験写真は不要なので#114 セルフメイドを始める①で作った写真で対応できます。

各社とも体験写真はなくてもOKで、フリー素材を使った画像もあり、審査は緩いのかな思っているとコラージュ、文字入れ、白黒や色の変更には厳しく、イラストは使用禁止などルールが厳しい会社もありました。

なので、掲載可能な画像を調べてから画像を用意します。

体験予約サイトは横長画像が多いのですが、今回はHPでも使えるように正方形画像を用意してサイト上では左右の余白を開けて表示してもらいました。

どういった写真が必要か分かれば、まずは公開までを素早く済ませて、あとでページ修正すると時間は取られないと思います。
 

 

B社は入力フォームで申請、エクセルシートも詳細で、そのシートにどんな画像が必要か、見本などもまとめてありました。画像はB社にエクセルシートとも送るとWEBページの設定もしてくれます。

なので最も詳細なエクセルシートを送ってくるB社をキチンと入力して、残りのA,C社にはそのコピペで対応しました。
 

 

A社のプランには写真を10枚表示され、下には文字を40文字表示することができます。

この部分はA社の最低10枚に合わせて、BC社にはこの10枚と追加の写真で対応しました。

今回は結婚指輪コース以外にお店を知ってもらう目的も込みで、低価格のシルバーや真鍮のペアリングコースも用意したので、

1、店舗情報
2、結婚指輪コース
3、ペアリングコース

で、最低各10枚、合計30枚の画像を用意しておけばよかったということになります。
 

 

体験予約サイト用プランについて

納期 制作日の2週間後に宅配納品
(2週間前予約)
金額 ペア ¥200,000+TAX~
1人 ¥100,000+税~
2㎜から0.5㎜ごとに指定
素材 Pt950、Pt900、K18YG、
K18PG、K18WGが2色
刻印 レーザー刻印
ペア特典 ロゴ入りリングケース2個、
オリジナルビックトートバック
真鍮の試着リング
フォトアルバム
アフターフォロー サイズ直し
新品仕上げ

 
HP上のセルフメイドマリッジリングの金額、特典、アフターフォローはオーダーメイドと同じにすることで、お客様に分かりやすいだけでなく、新たにプランを考える、入力する手間も減らしています。
 

 

鍛造技法の手作り指輪では最初に地金の棒が必要になります。

これも打ち合わせでおおよそのサイズを事前にわかってからWAX棒を指定の素材で鋳造依頼するので、在庫も持ちません。制作日の2週間前にまでに予約をしてもらい、支払い方法は全額振り込みで入金確認ができてから地金棒を発注します。

追加料金に関してはHP上では料金表ページを作って公開しています。体験予約サイトではそういったページのリンクを張ることはできません。HPとは違い、体験予約サイト内のプランページで情報を完結させる必要があります。
 

 

体験予約サイトはお客様が迷うのを防ぐため、プランは3つまでの上限があったり、幅の変更、宝石を入れるなどのオプションタブの設定などはできないため、地金のみの固定料金でのコースを考えます。

オプションに関しては現地払いなどの設定はできるようですが、各社違ってややこしいので、現地ではお客様と金銭のやり取りをせず、体験サイト上で事前に支払いを完了してからご来店してもらうことにします。

今回は結婚指輪コース以外にお店を知ってもらう目的も込みで低価格のシルバーや真鍮のペアリングコースの2つを考えることにしました。
 

 

こちらが作ったプランです。

当社は画像のような細身の結婚指輪プランとペアリングプランを作りました。

こだわった部分は余計なオプションをなくして素材は2択、刻印はスタンプか器械彫りで即日納品可能、1日一組限定にして朝10時スタート、お昼過ぎには終わるので近くの湘南の海や鎌倉に遊びにも行けるということにしました。

自社サイトの手作りプランとは違い、制作日に打ちあわせ、制作、納品まで終わる日帰りコースになっています。
 

 

納期 制作日にお渡し(2週間前予約)
金額 ペア ¥198,000(税込み)
1人 ¥90,000+税
2.5㎜
素材 Pt950、K18YG
刻印 手打ちスタンプか器械彫り
ペア特典 ロゴ入りリングケース2個、
オリジナルミニトートバック
アフターフォロー なし

 
結婚指輪は幅をレディーメイドと同じ男女兼用で使える2.5㎜だけにしています。

事前にサイズがわからないので大き目の25号で地金棒を鋳造して制作日にカットして使うことにしました。

素材は2種類の絞り、

「【重要】
材料はご予約の2日後に発注します。
ご予約の翌日には2本の指輪の素材を
それぞれプラチナPt950とK18YGの
どちらにするかご連絡下さい」

という文章を結婚指輪コースの目立つ場所に載せています。

これで予約締切を14日前にして常に地金棒を在庫として持たないようにしています。

この2種類は定番素材でロー付けでもロー目が目立ちにくいからです。

刻印は手打ちスタンプか器械彫りでその日にご納品できるようにしています。

 

 

お得感がでるように金額もペアで税込みで20万円以下にしました。

体験予約サイトに来るお客様はデザインにこだわってオーダー指輪で検索する人より、シンプルで価格が安く、自分で作るという体験に付加価値に重きを置くと思うので選択肢も絞りました。
 

 

納期 制作日にお渡し(前々日予約)
金額 ペア ¥19,800(税込み)
1人 ¥9,000+税
2、2.5、3㎜
素材 SV950かBRASS(真鍮)
刻印 手打ちスタンプか器械彫り
ペア特典 ロゴなしペアリングケース、
ロゴなしミニトートバック
アフターフォロー なし

 
日帰りペアリングコースはこの日帰り結婚指輪コースと内容はほぼ同じです。

材料代が高くなく、在庫は常にあるので幅は選べるようにしました。

特典はロゴなしにして結婚指輪と差別化していますが、制作手順などは同じです。
 

 

コース名は各サイトによって異なりますが、結婚指輪なら

【神奈川・湘南】手作り結婚指輪(2本)/当日持ち帰り/最寄り駅からの送迎付き

【神奈川・湘南】~手作り結婚指輪~工房最寄り駅は新宿駅から50分、横浜駅から39分/最寄り駅からの送迎付き/手ぶらで当日持ち帰りOK

というような特徴がわかるタイトルにしています。

キャンセルに関してはコースごとに設定できれば、お支払い方法の補足・詳細に

「ご予約は14日前で、2日後に地金屋さんに発注します。発注前でしたらキャンセル料は頂きません。

事情があってそれ以降にキャンセルになった場合は
料金の半額を頂いて地金棒はお送りします。
後日、地金棒のお持ち込みで残りの半額をいただければ、通常と同じコースで制作ができます。」

コースごとの設定ができない、結婚指輪もペアリングも同じ条件になってしまう場合は

「お客様のご都合によりキャンセルされる場合、
いかなる事由による場合も払い戻しできません。」

という記載にしました。
 

 

体験予約サイトは「即時予約」と「リクエスト予約」があります。

ネット操作での操作完了時点で予約が確定になるのが「即時予約」で、お店側がお申込み内容を確認し、受け付けが可能になってから「予約確定」をお客様に通知するのが「リクエスト予約」です。

当店は結婚指輪の場合は素材指定の連絡をもらわないといけないので「リクエスト予約」に設定しました。
 

 

ページ公開後に、1つのサイトに予約が入った場合に他の2つのサイトは満席(予約不可)にしないといけないので外でも変更できるようにPCだけでなく、スマホにもページを登録しておきました。
 

 

体験予約サイトの申し込みを
やり直すなら


同一の掲載依頼申請メールを同時に送っても返信スピード、メール対応回数が全く違って、こちらの負担がすくないように少ないメールのやり取りで最短で公開まで進んでくれる会社もある一方、担当者が何回か代わって同じ話で何度もメールをしたり掲載依頼とは別のプランを営業されて公開まで時間がかかった会社もありました。

同時数社のメール対応は通常業務にも支障をきたしたので、反省も含めて、今後申請する方向けにメールの見本を作ってみました。

まず、掲載依頼後の体験予約サイトからの最初のメールに

「○○様(担当者名)

ご返信ありがとうございます。

メールの件、承知いたしました。

×××××(←体験予約サイトからの質問などあれば回答)

掲載の審査と並行して、下記3点のご対応をお願いできますでしょうか。

1、ページの公開までにかかる予定表や日数の目安があれば、お教え下さい。

2、早く公開できるように準備をしておきますので、
プランや店舗情報を入力するシートや
掲載画像についてのマニュアルPDF、URLがあれば
送って下さい。

3、別の担当者に途中で変わる事もあるかと思います。
引継ぎがあった場合にスムーズに交代できるように最新のメールにこれまでのやり取り全てを時系列で表示させたいので、送ったメールに返信をお願いします。
件名のREが多くなるのは気になりません。件名変更不要です。

宜しくお願い致します。」

と返します。

1つずつ説明すると

「1、ページの公開までにかかる予定表や日数の目安があれば、お教え下さい。」

で、早めにサイト公開まで進みたいということを丁寧に伝えます。

「2、早く公開できるように準備をしておきますので、
プランや店舗情報を入力するシートや
掲載画像についてのマニュアルPDF、URLがあれば
送って下さい。」

3社分用意するのではなく、入力シートは3つの中で最も詳細なシートに記入して他の2社はそのコピペと書き換え、画像は各社の掲載ルールに引っかからないようにして3社の中で最小枚数の1社分を用意する比較のために教えてもらいます。

「3、別の担当者に途中で変わる事もあるかと思います。
引継ぎがあった場合にスムーズに交代できるように最新のメールにこれまでのやり取り全てを時系列で表示させたいので送ったメールに返信をお願いします。
件名のREが多くなるのは気になりません。件名変更不要です。」

この1文でこれまでのやり取りを最新のメール1つで見れるようにして、他社との混同を防ぎ、担当者交代に対応できるようにする(実際に途中で担当者が数人で変わった会社もあり)。送られてきたメールの内容に回答するときのコピペ引用もしやすいという理由で3を入れました。

もう一度やり直す場合の手順をまとめると

1、体験予約サイト数社に同じメールで掲載申請する。
まずは審査があり、通過するまで時間がかかるので、

2、先ほどの見本メールを返信して①プラン入力のエクセルシート、②画像のルールマニュアルを先に送ってもらう

3、エクセルシートが送られてきたら
比較して一番詳細な入力が必要なシートに記入、
残りのシートは詳細なシートのコピペで作る

4、画像は数社の中で最も少ない数を用意する
(今回の場合はA社が一番少なくプラン、店舗情報とも各10枚)
その各10枚も自社サイトで使っている画像を転用、
(画質が悪くないインスタの1080×1080ピクセルを使用)
足りない分だけ撮影して新たに用意する

5、掲載の審査通過後にページ設定、公開

A社…管理画面に画像と文章を自分で入力
B社…画像とエクセルシートを送ってB社で設定、修正は自分
C社…画像とエクセルシートを送ってC社で設定、修正はC社に申請

A社用の画像とB社用のエクセルシートを用意、
他はその画像の転用とエクセルシートのコピペで対応して時間を短縮、まずは公開まで進む。

6、公開後にゆっくり画像と文章の修正を行う

すぐに予約は入らないが、ページが不完全な状態での予約が不安ならカレンダーを少し先まで非催行に設定

となります。

修正に関しては当社の場合は後日、「人の入った体験風景」写真を追加予定です。
 

 

体験予約サイト用コースを
自社サイトに載せる


体験予約サイトを公開出来たら、体験予約サイト用コースは自社サイトからも予約できるように自社サイトのSELFMADEページに同じ内容を追加します。

当初は体験予約サイト用コースは別ページで作ってSELFMADEのページにリンクを張る予定でした。

その後、ご来店のお客様用に通常の結婚指輪コース、日帰り結婚指輪コース、日帰りペアリングコースの比較表、制作日のスケジュールをまとめたPDFを作ってみると、この内容をSELFMADEページの末尾に持ってきたほうが他のページを見る必要もなく、当店の手作り指輪がどんなもなのか1ページで説明できると気がついたので、別ページは作らないことにしました。
 

 

セルフメイドのページの最後にこのPDFの内容をコピーして制作日のスケジュール、
 

 

通常の結婚指輪コース、
 

 

日帰り結婚指輪コース、
 

 

日帰りペアリングコースの詳細を加えました。

セルフメイドページの追加修正が終わったらトップページも修正します。
 

 

「セルフメイドはお客様自身で指輪を作る事で『手作り指輪』とも呼ばれます。地金板からの指輪作りを体験出来て、お二人が自分達自身で作ったという唯一の価値を指輪に込めることができます。」という説明の後の文章を

「制作日は月~金曜日で
湘南にある工房を貸し切って
1日1組限定で行います。

この手作り結婚指輪は
金額、特典、アフターフォローが
オーダーメイドと同じ『通常』コースと
幅は2.5㎜、素材はPt950かK18に限定した
制作日にお持ち帰り可能な『日帰り』コースの
2つをご用意しています。」

という風に変更しました。
 

 

まとめ


長くなりましたが体験予約サイトについては以上です。

最初に考えた自社サイト用プランが、手作り結婚指輪としてのベストとして思っていましたが、シンプル、早い、低価格が良いお客様にとっては今回作った体験予約サイト用の日帰りプランのほうが響くかもしれません。
 

 

日帰り結婚指輪の注文書も作っておきました。

 


電話相談・予約

メールで予約
LINE@
かんたん予約・相談